社会不適応者

人と知り合うことに、徹底的に抵抗感がある。
人に自分の存在を気づかれたくない。
私を私だと思われたくない。
ネット空間が心地いいのは、私を特定されずとも済むからだ。
こうして文章に自分の気持ちを書くことはあるけれど、それを見るのは本当の"私"を知らない人だ。

人と関わることを忌避しているという時点で、社会に出てやっていける気がしない。
新しい環境に入ったそのときはいいが、自分を自分として認識されたそのときから、私はきっとその人やコミュニティに嫌悪感を抱いてしまう。
こんな自分、誰もが変わることを求めているだろう。そう思えば思うほど、どんどん卑屈になる。

もうやめてしまいたい。
絶望しか見えない。
自分が正しい道を歩けているという感覚がない。
それでいて、そんなのは甘えだと言う人の言うことは聞けない。
もはや、世の中を舐めている若者の定義みたいなもんじゃないか。

正しくいられたあの頃に戻りたい。
いや。大人が私の"正しくなさ"を受け入れてくれた、自分の正しさを疑わずに生きられたあの頃に

戻りたい。

日々感じたことなど。