[映画鑑賞文]ゴジラ-1.0(2023) 戦後と終戦の虚構について
この文章は以下のような構成をとる。
1ではこの映画の特徴を挙げる。2,3,4ではこの映画から導かれる隠されたテーマを暴く。5では2,3,4で書かれたことはどうでもいいことである、と言う。そしてそれはこの映画が描いたものと描き方と深い関係があると言う。端的にいえば私たちは戦後を夢としか、イメージとしてしか語り得ないということである。そしてこの映画が描くと戦後とは現代人が思い描く戦後的なものの最大公約から天皇を取ったものだという。そしてそれが鑑賞者に思い思いの戦後を語らせる装置に