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お仕事小説が書きたい!

…と思ったのは数年前、仕事ってなんだよーという悩みの壁にぶち当たったからでした。
 その時くらいから、ちまちまとネタになりそうなものをメモに残してきました。だがしかし!今度は仕事小説ってなんだ〜?と新たな疑問が生じたので、まずは何でもいいので、とりあえず本を読むことにしました。面白い本は楽しくて、元気になったのですが、こんな面白いのは書けない…と書く意欲が下がってしまいました。

 そのため、次は書き方指南系の本を読んでみることにしました。これは案外上手くいきました。特に『ナボコフのロシア文学講義』で、書きたい!という気持ちを取り戻せました。

 何か大層なものを書こうとしていた事に気づき、そんなものは書かなくてもいいんだ!という事を発見した後は、今までにメモしたものを見返して整理し、ストーリーを構築する…悩むとナボコフを思い出して、とにかく自分の脳裏に浮かぶ光景を文字にする事に集中しました。それでも止まってしまい、放置してしばらく経った頃、何とnoteさんで創作大賞を受け付けている事に気づきました。

今書き上げるしかない!

 そう決意して更なる情報の整理を行いました。長編は慣れない作業で時間の余裕がない、短編にしてストーリーと人物をまとめきれるだろうか?と怯んだ時には、ナボコフさんがチェーホフが短編でいかに多くの登場人物を登場させて素晴らしい物を書き残したか、そんな解説をしていたのを思い起こして踏みとどまり書き続け…

なんとか書き上げたものがこちらです。この記事で興味を持っていただき、一読していただければ嬉しいです。

 仕事をする上での人間関係をテーマに据えたので、どんな仕事であっても当てはまるよう意識しました。舞台は、印象的に、このご時世で最もドラマチックに取り上げられることの多い場所、かつ、特殊効果を狙えそうな部署を選びました。


最後までお読みくださりありがとうございます。よろしくお願いします。

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