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むしゃくしゃパンデミック

朝起きたらくねくね茎のチューリップがくねくね箇所ででそのままぐねんと折れていた。
多分わたしが傷つけた。ごめん。

特別に嫌な出来事があった訳ではないのに、やたらむしゃくしゃする日がある。
そんな時って自分の体から変な毒電波でも出ちゃってて、周囲を巻き込んでビリビリにしてるんだろうか?
わたしから始まるむしゃくしゃパンデミック!

まず出勤時。
満員電車を降りてから会社に辿り着くまでの間の人混みで、珍しく2度も人とぶつかった。
2度目なんてオーバーサイズの上着がズルリと脱げてしまうほどの勢いで、極道の女が刺青を見せる時のあの状態になった。(服は着ている)
よかったね、わたしが極道の女じゃなくて。

出社したら、ド京都人女性の先輩がやたらとバタバタしていた。
京都人特有のはっきり言わない嫌味皮肉のことは時折ネットでも話題になるが、まさにあれを地でいく人である。
わたしは素直で純朴な九州人代表なので、それらの皮肉を理解し嫌味として喰らえるようになるのに約半年もかかってしまった。おきばりやす。

そんな遠回しな言動を今朝もちまちま噛み砕いてみると、どうやらその先輩がスケジュールを1時間勘違いしておられることが判明した。な〜んだ!
そして素直に伝えたら普通に八つ当たりされた。
よかったね、わたしが極道の女じゃなくて。(2回目)

その先輩とわたしは親子ほど歳が離れていることもあり、普段は基本的に優しく接してもらっている。
ただ、声も動作もデフォルトのボリューム設定がどデカい。これがどうにも苦手で、超ド級マイペースな繊細さん()のわたしとはすこぶる相性が悪いのだ。

相槌は超高速「うんうんうんうん」×∞だし、イライラすると「チッチッチッチッ!」と舌打ちをする。あと、あらゆる対象にもれなく文句を言う。
絶対にこれまでの社会生活に支障があっただろ、この癖。

そういう、普段は凪のように受け流すことにいちいち心が疲弊してしまう程度には余裕が無い。
今日はとにかくチーム全員ワチャワチャしていた。
かく言うわたしも、現職と並行で異動先の引き継ぎにも追われているため非常にワチャワチャしている。師走の3倍くらい早いぞ、弥生。

というかこのチーム、このド京都先輩ともう一人を除き春からみんな異動になるのだ。解散?
たった2人、残される側の不安はいかばかりかと、我々去る側もずいぶん先を見越して動いている。
つまり疲弊も先取りしている。そりゃ毒電波の1・2ビリリくらい出る。
まさかこれが月末まで続くつもり?どうなっちゃうの〜?


ああ、本当に疲れた。

帰宅後すぐ、とりあえずザックザックと野菜を切りまくってボウルいっぱい食べた。ビーバーがキャベツをむしゃむしゃ食べる音を聞くとストレスレベルが下がるっていうじゃん?あれのセルフ。
それでもまだお腹がすいていたので、やむなく21時も回った頃からホットケーキを焼いた。
3枚中2.5枚(両面両面片面)を焦がした。食べられたのでヨシ。

その後姪っ子たちと電話をしていたら、3歳児に「〇〇〇(碧色の本名)は、おなまえ(苗字)なんていうの?」と不思議そうに聞かれた。当然のように、自分たちと同じ姓だと思っていたらしい。
「〇〇〇(碧色の本名)・ハレワタールです!」(※ひろがるスカイプリキュアより引用)と名乗ったら、ありえんくらいスベった。
今日はもうおしまいだ。

寝ます、と言いたいところだけどまだお風呂に足が向かない。だりぃな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

そして3月、毎日更新するぞ〜!と意気込んでいたのに気づいたら3月8日が2分前に終わっていて絶望した。
ああ、わたしっていつもこう。糸色望(いとしきのぞむ)に改名しようかな。


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