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『仕事=辛いもの』という呪縛を解く方法。

2023年も半分が過ぎ、7月が始まりましたね。
いつもなら早すぎなんだよ!とボヤいている私ですが、この半年間は時の流れがゆっくりと感じました。

何故かというと、中身が濃かったから。

* * *

自分を変えたいのなら、人間関係、職場、住む場所を変えてみる。

これは去年、視聴したオンラインイベント・フリーランス大会議にて速攻メモした言葉。
人間関係は新しい場所に飛び込むと、わりと簡単に変えられるのでハードルが低いと思い、年始からオンラインコミュニティに参加し始めました。
オフ会や朝活などのイベントを通じて、住んでる場所も仕事も生活環境も全然違う人たちにたくさん出会って、そりゃもう視野が広がりましたぞ。

色んな生き方、考え方、人生観があって、いかに自分が凝り固まった固定観念に縛られていたのか気付かされたというか。私は今まで、自分の立っている場所から半径2m圏内くらいの狭い世界で生きていたんだなと。
もっと自由に生きていいし、もっと自分に素直に、わがままになってもいい。

マインド面で一番大きな変化だったのは、人との出会いを通じて少しずつ"仕事=辛いもの、耐えるもの"という呪縛が解けてきたことですね。
これはかなり大きかったし、私の中で最大級のインパクトだったかも。

前から不思議だったんです。
なんで、望んだ仕事に就けたのにこんなに無気力なんだろう。こんなにやる気がでないんだろう。
燃え尽き症候群みたいに、入社時がピークでそのあとはどんどんモチベが落ちて、好きだったことが好きじゃなくなっていってしまう。
こんな自分が心底嫌だったし、楽しそうに仕事をして結果も残していく同僚を羨んだりもしていました。

長年の悩みだったのですが、ひとつの答えとして私が導きだしたのは、まず根底に『仕事とは嫌で嫌でたまらない、辛く苦しいものであり、お金とは我慢の先に手にするもの』という思い込みがあると、どんなに望んだ職種に就いても仕事が嫌いになるのでは、ということ。

そりゃあ仕事である以上、中にはこれはやりたくない、だるいな〜と思ってしまうような業務が発生してしまうのは致し方ないことですが。
どんなに好きなことでも、この呪いにかかったまま仕事だ!フィルターがかかると、一気にずーーーんと気分が落ちて、あれ?もしかして私この仕事やりたくないのかな?向いてなかったのかな??なんて考えが頭を過ぎり、やっぱり好きなことで生きていきたいなんて自分には無理だったんだ…自分が望んでいたのはもっと違うものだったのかもしれない…と落ち込んでまた別の道を探すという負のループにはまるのでは…(経験者は語る)

仕事そのものは悪でも嫌なものでもなく、恐らく職場の雰囲気や世の中の声など色んな要因が重なって、いつの間にか仕事ってだるいよねという意識が作られていくのではないかな。

純粋に生活費を稼ぐことが目的の仕事なら、マシーンのように無心でこなすだけでもいいと思います。
ただ、仕事で自己実現がしたいとか、仕事に情熱を持ちたいけどいつも「なんか違う…」とモヤモヤしちゃいがちという方は、もしかしたら私と同じように仕事に対して負の思い込みがあるのかもしれませんぞ。

難しいのが、この意識ってひとりでは絶対に変えられないんですよね。
実際に活き活きと仕事をしている人を見つけて、その人の近くにいる。職場全体が無気力で空気が悪いのなら、思い切って転職するか職場以外のコミュニティを作る…などの行動が必要になる。
私の職場はわりとベンチャー寄りの若い会社なこともあってか、今まで働いてきた会社の中で群を抜いて社員の上昇志向が高く、空気がいいので、そこは救いだったのですが…前の職場だったら確実に無理でした。
そんな私でも、新しい繋がりを作り、半年かけてようやく呪いが解けてきたんだから厄介なもんです。

* * *

オンラインコミュニティ内で、初めて出会った方に言われてびっくりした言葉があります。

私が「これからインタビューやキャンドル作りを本格的に仕事にしていきたいんです」と思い切って言ってみたところ、「楽しみがいっぱいありますね!」と返してくれたのです。

カルチャーショックを受けました。
え?楽しみ??そりゃあ好きなことではあるけど、仕事だよ???楽しみって????と軽くパニック。
そこで改めて思いました。呪いの根は、思った以上に深いぞと。
もしかして私は仕事に対して想像以上に気負いすぎなのかな。もっと肩の力を抜いてもいいのかな。
仕事である以上は責任感をもって臨まなければいけないのは当然だけど、好きなことを仕事にできるのだから、少しだけ心に遊びをもたせてもいいのかも。
そう思えたことが、上半期一番の収穫です。

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