凛としていこう
妹はよく自分が美人だという冗談を口にする。
あれが嫌だ、と母に相談したら
「それって僻み?妹がかわいそうよ、お母さんだって自分が美人だって冗談言うじゃない」
と言われたので
「私も色々たまってるのよ」
というと
「そうね」
とその場では一区切りついた。
昨日、最寄駅の桜がきれいだったので
母に姿写真を撮ってもらい、
LINEで写真を送ってもらった。
私の顔がすごくブサイクに写っていたので
「私っていつもこんな顔なの?」
と聞くと
「別になんじゃじゃ(変わったことはない)」
と言われたのでショックを受けた。
いつも鏡で見ている私は誰なんだろう。
写真は一度消去したけど自戒として保存した。
(母にとって私はブサイクが日常なのだ)
この写真の顔で「私は美人だ」なんて冗談
口が裂けても言えないな、と思う。
「自分が美人だ」と言う冗談を振り撒いて
自分の機嫌が取れるなんていいなと思う、
いや、あんまり思わないかな。
醜い自分も全部わたしなんだから
わたしはちゃんと自分を愛でる。
自分のいいところわかってる。
挫けても、ちゃんと凛としていこう。
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