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商業空間と情報空間の共通点.2019.11.01のこと.

資料をまとめていたら朝になっていた。支度をして大学に向かう。講義だと思っていたら休講だった。学祭期間らしい。見落としていた。

昼。ゼミ。修論と、商業空間と情報空間の構造的な相似についてプレゼン。南後先生の論考を参考にし、商業空間もSNSも経験として、一つの線をなぞるように感覚しているという考察。また、商業空間も情報空間もインターフェースのレイヤーから捉えると、道具的な存在として共通しているのではないかという仮説も立てる。
先生から、商業空間におけるピクチャレスクと一望性、そしてジャーディ以降の空間についての指摘をいただく。グランドツアーからはじまり、トーマスクックのツーリズムの話(そういえばトーマスクック社は最近破産申請したらしい)や、庭園のピクチャレスク、そして料理。加えて、大きなスケールと出会った時に感じる感覚ー崇高についてを射程に加えた話。それがジャーディ以前の商業の空間性に通底している。そこから、ジャーディ以降の空間について。転換点である。この転換を探るヒントとしてはkoolhaasのGSDのGuide to Shoppingや、ビクターグルーエン、あるいはゲーリーなどだろうか。話が展開されてきたのでどこかで一連の流れを整理したい。

夜。同じように福井から上京している友人と食事。普段全く別のフィールドで活動している人と制作について語るのは楽しい。構造同士の相似形を探したり、違うパターンの思考から、今のフィールドを相対化できる。終電で帰宅。

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