朝4時に、聞こえるバイクの音が憂鬱で

AM 3:23 私はそんな歌詞を書きながら自分の活動名を決めた
その日はいつもより少し早くに新聞配達のバイクが家の周りをぐるぐると回っていた記憶がある

明確には覚えてないけれど、あの頃は毎晩泣いて、毎日目はパンパンに腫れてて、お空へお空へと思う日が多かった気がする

「大丈夫？」「大丈夫。」

善意の塊のような言葉達が、その時の私にとっては重く棘のあるようなものに感じた

「綺麗事は嫌いだ」と誰かの声が聞こえる。
私は綺麗なことも言いきれないほど、醜い何かを身にまとっている
いつも途中で投げ出して、紙みたいに破り捨てて。
それが良くも悪くも私の癖だった

思ったことは上手く言えないし、自分の言葉は押し殺したまま、誰かの言葉につられてありきたりな何かに染まっていく。

見えない嘘で固めて
僕の前にはいなくて
ばかばかしいな、心苦しいな
なんて 思っちゃいないよ
そんな僕のことを思い出してくれよ

誰かに私のこと見つけて欲しくて必死に書いたのがこれだった
抽象的な言葉ばかりで、情けないなと思う
でも反対に、読む人によって捉え方変わるっていいかもとも思ったりもする

𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄

朝4時です。noteなんて記録に過ぎないけど
初めの投稿だしここからはこの曲の本質について語らせて下さい

7/1 朝4時 "初" の オリジナルソング 「朝4時に、」がリリースになりました。
1曲目は絶対にこれだって1年ほど前から決めてました。

この曲を聴いて失恋ソングと捉える人がきっと沢山いると思います。
実際どんな捉え方をして貰えても嬉しいし、辛い思いをしてる誰かがこの曲を聴いて泣けるならいつまでも残しておきたいと思っています。

身近な人を亡くすというのは、どんな理由だとしても辛いもので、自分は大して関係ないはずでも、立ち直るのに時間がかかったりします
失ってから気がつくそのアイが、私にとっては必要なものでした。
でも、あなたにとってはそんなアイよりも辛く重いものがあったんだと思うと胸が苦しいです。

私はあなたに何もしてあげられなかった。そんな後悔が、朝方自分は今1人なんだと気づいた時、頭に過ります。

暗く狭い夢に追われて眠れない毎日、朝4時に目が覚めてしまうことが、すごく辛いことだって初めて知りました。明日が来なければ、このまま時が止まれば、辛い思いをこれ以上しなくて済むのに。そんなふうに憂鬱な毎日を生きてる人に聴いて欲しい曲です。

恋、勉強、仕事、人間関係、姿が分からないなにかに追われている。
どんな理由でも、音楽だけは裏切ったり離れたりせずに、いつだってそばに居てくれる、ゆっくりと紡いでくれる。私はそう思っています。

でも離れられないからこそ、時にはその思い出の1曲に首を絞められてしまうことだってあるのかもしれないね。

読んでくれてありがとう。
この文章を読みながら聴く「朝4時に、」は違う作品になるだろうと、少なからず謎の自信があります（笑）
今はもうこうやって最後に笑えるほど立ち直った私も、人生ドン底期ありました

人生トントンだなと毎日痛感させられてます（笑）

読んでくれてありがとうだいすき
これからもよろしくね