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チーム力を加速させる社内勉強会の運営メソッド

チーム内で実施した勉強会において具体的に行ったことをシェアします!
参考にしていただければ幸いです。


①企画書作成

まずは企画書を作成し、どのような目的でどのような内容の勉強会を行うかなどを決めます。
今回はクライアント理解が目的だったため、クライアント企業のIR情報の読み解きをテーマに企画しました。(まずは経営層の考えを理解する、ということで扱うコンテンツはIR情報にしました。目的に応じて適切なコンテンツを選ぶとよいかと思います)
適宜上長のフィードバックをもらいながらブラッシュアップしていきます。

例)企画書フォーマット
■目的
■概要
・テーマ
・日時
・担当
・参加者
・内容
■アジェンダ・所要時間
■スケジュール
例)
〇月初旬:勉強会日程決定・告知
勉強会日程まで:資料作成
〇月下旬:勉強会開催
〇月上旬:効果測定・振り返り
■効果測定
勉強会終了後にアンケートを実施
満足度の測定や感想募集を行い改善に活かす
■想定成果物
・勉強会資料
・勉強会運営スキーム資料(整っていない場合はこの機会に作成するとよいかと思います)
■参考資料

②開催日程調整

参加者のスケジュールを確認し、開催日程を決定します。
必要に応じてカレンダー登録なども行います。

③告知

メールやチャットツールなどで勉強会の告知をします。

例)告知文
〇〇チーム勉強会「勉強会タイトル」のお知らせ
カレンダー招待させていただいた通り、チーム内の勉強会を企画しましたので把握とご参加のほどよろしくお願いいたします!
※事前準備は特に不要です
(↓企画書から抜粋)
■目的
■概要
■アジェンダ
■日程

④勉強会資料作成

開催日程までに当日使う資料を作成します。
最初に「勉強会の目的とゴール(勉強会後の理想状態)」を話してからアジェンダに入ると、なんとなくの参加を防ぐことができるためお勧めです。

⑤勉強会開催

いよいよ勉強会開催です。
必要に応じて冒頭にアイスブレイクを入れたり、オンライン開催でディスカッションの時間を設けている場合は事前にチーム分けとブレイクアウトルームの設定などをしておくとスムーズです。

⑥アンケート回収・振り返り

勉強会の最後にアンケートURLを共有します。
可能な限りその日中に回答してもらうよう促すことをお勧めします。

例)Googleフォーム質問
・勉強会の満足度はどのくらいですか?(均等目盛・5段階)
 まったく満足しなかった⇔非常に満足した
・各セッションはどのくらい有意義だと感じましたか?(選択式)
 まったく有意義でなかった/あまり有意義でなかった/割と有意義だった/非常に有意義だった
・勉強会で何かしらの気づきや学びを得られましたか?(均等目盛・5段階)
 まったく得られなかった⇔非常に得られた
・上記の理由を教えてください。
・そのほか勉強会全体でフィードバックがあればお願いいたします!

⑦振り返りの共有

アンケート回答をもとに振り返りシートを作成し、チームの定例MTGなどで共有します。
振り返りの内容を参加者にも共有することで、「参加して終わり」にならず勉強会後もその内容を意識して業務を進めやすくなります。
ポイントはネクストアクションまで明示すること。勉強会を踏まえて今後こういうことをしていこう、という行動にまで落とし込めると円滑にチームのPDCAを回すことができます。
ネクストアクションに対して参加者からも意見をもらうとより良いアウトプットになると思います。

例)振り返りシート
①フォームの回答をスプレッドシート化
②回答を Keep(=Good)、Problem(=More)⇒Try に振り分ける
③Tryの内容をもとにネクストアクションを書き出す

⑧ネクストアクションの実践

振り返りで設定したネクストアクションを随時進めていきます。
各アクションごとに主担当・期限を設定すると確実に実行できるためお勧めです。



以上になります。チームの状況に合わせた勉強会を実施してチーム力を向上していきましょう!

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