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愛おしい時間

『すべての神様の十月』
大好きなシリーズ第三弾

神様が人間の姿になって、人間と生活する。
しかもごく身近に。


神様視点で描かれるようすは、貴重な裏側を覗いているようでとてもおもしろい。

時にユーモアも交えつつテンポ良く進むのであっという間に読み終えてしまう。

このシリーズの何が好きって、
出てくる神様が私たちの日常の中に当たり前にいること。
出来事がうまく絶妙なバランスで成り立っていたのは、実は神様の仕業だったってこと。

そうやって私たちをささやかに見守っていると思うととても愛おしくてたまらない。


***

「安心しな。人間が、生き続けるという希望を持っている限り俺たちは消えないからよ」


第四弾も出てほしいな。
とても楽しい時間だった☻


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