フローライト
パワーストーンをお迎えしてみた。💎
商店街をぶらりと歩いていて、精油を見てみようとふらっと入ったお店。
何やらキラキラした石たちがたくさん並べてある。
精油そっちのけでキラキラした石たちに見とれていると、店主の方が話しかけてくださった。
「パワーストーンお好きなんですか?」
「いえ、よく知らなくて。でも、すごい綺麗ですね」
そこから、店主がお店を始められた経緯とか、わたしの身の上話だとか、いろんな話で盛り上がり、せっかくだしなんだかとても心惹かれるし、ひとつパワーストーンをお迎えしてみたいと店主に相談してみた。
「パワーストーンの説明書きがあるけど、それは読まずに石だけを眺めて、なんか気になるなぁってものを選んで、それから説明書きは読むといいですよ」と教えてくださって、なんか気になるなぁで選んだものが、フローライトだった。
透明とも水色とも形容しがたい。
石の内側には白い煙のようなモヤがかかっている部分もあり、キラリと光る断面もある。
透明というか水色というか白緑というか…なんだか不思議な色。
もっと主張がしっかりしているというか、あらまぁお綺麗でいらっしゃいますねという佇まいの石もたくさんあった。
それなのに、なぜかわからないけれどフローライトに惹きつけられてしまって、手に取った。
石はもう選んだので、フローライトの説明書きに目を通してみた。
フローライトの語源は、ラテン語の「fluere」=流れる、から。滞っていた流れを整える。
知性の石、天才の石。
未来へ進むべき道を照らしてくれる。
流れ、知性、未来。
なんて清らかで美しい言葉たち。
知的好奇心に突き動かされながら、凛とした未来を歩みたいと願うわたしにぴったりなフローライトだった。
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