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韓ドラ

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みんなそれぞれ違う人なのだから

大切にしたいものや、考え方、性格や価値観。本当にみんな違う。似ていることはあっても、まるっきり同じことなんてない。それは、当たり前のことなんだけど、意外とわからないことなんだと思った。物事に裏表があって、それぞれ、その側から見える景色が違うような感覚。 最近「私もこうやって乗り越えてきたから、あなたもできる」という言葉は、一見すると良く聞こえても、言われた本人からすると世界一信用ならない自信だなあと感じたことがあった。 花束を渡しているようで、ナイフを突き刺しているような

Blues

窓を開けて夜風を浴びる。初夏とはいえ、まだ肌寒い夜。今日は少しだけ風か強い。風に揺られて、木々が激しく揺れる音がする。少しだけイヤホンのボリュームを下げて、好きな音楽と自然の音がちょうど半々くらい聞こえるようにする。カエルが鳴いている。この時間がとても好き。何にも変え難い。何も考えずにぼーっと夜を過ごす。少しだけ悲しくて胸が苦しくなる。ここの空間に私一人。ひとりぼっち。でもなんだかひとりぼっちが一番気楽で、泣けてくる。田舎だから街灯は10時くらいになるとだんだん消えていく。暗

二十五、二十一

(Netflix「二十五、二十一」のネタバレを含みます。) 「二十五、二十一」。ついに見終わった。8週間たくさんの青い眩しい気持ちを思い出させてくれたこと、本当にありがたくて、こんな作品に出会えたことすごく幸せだなあと実感している。まさに自分の「人生ドラマ」になった。最終回が配信されてから数日経っているけど、時間が経てば絶つほどじわじわと愛おしい気持ちが身体中に満ちていく感覚に襲われている。 いつまでも続くと思っていた、永遠だと思っていたあの熾烈な眩しい瞬間は、長い人生の

人生は美しい

今年は雪がとても多い。去年は雪かきなんて一回したかしてないかくらいだったのに、今年は毎週のように雪かきをしている気がする。寒い日や雪の日は家に篭るのが一番。そんな気がするけど、外に出ないと息が詰まりそうな時もちろんあって、そんな日を繰り返しながら、あーでもないこーでもないと自分の生活を振り返って、自分の喜怒哀楽の感情と対話している。誰かと関わり合いながら生きていくことは、様々なことに気付くきっかけにもなる。そんなことを最近よく考える。「その年、私たちは」。Netflixで韓ド