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生まれ変わってもまた自分になりたいか

前までは全然そんなことなかったのですが、最近なんだか、タイトルにある問いに対して、「うん」とうなずけそうな気がしてきました。

これには自分でもびっくり。

“他人と自分を比べても絶対に幸せになれない”とわかっているのに、常々誰かと自分を比べてしまうのが人間です。

自分より綺麗な人とか、賢い人とか、人間的に優れている人とか。

いろいろなモノサシをあててみた時に、自分より優る人って、キリがないほどたくさんいます。

文化的に、日本人ってたぶん自己評価が低いので、誰かと自分を比較した時に、「自分の方が優っている」と感じることの方がむしろ稀だと思います。
例に漏れず、私だってそう。

なのにどうして私はここにきて、「生まれ変わってもまた自分になりたい」と少しずつ思えてきているのか?

自分でも謎なので、ちょっと考察してみたいと思います。

まず、「自分のことが好きか」と問われれば、「好きなところもあるけど、嫌いなところもある」というのが回答です。

めちゃめちゃ普通ですよね(笑)。
たぶん、大体の人はそう答えると思う。

自分の嫌いなところなんてたくさんあって、「自分の〇〇ってなんでもっとこうじゃないんだろう」「あの人にみたいに〇〇だったらいいのに」って、毎日のように思います。

だけど意外と、自分の好きなところだってあります。それはきっと他の人にはあまりない、自分の特徴的な部分。外見的なところも、内面的なところもあります。

外見で好きなところとは、いわゆるチャームポイントってやつです。子どもの頃は何も感じていなかったところに対しても、大人になるにつれて、だんだんと魅力を見出せるようになってきている気がします。

しかし外見は、いくらつくり変えたくてもほとんどどうにもならないです。一方で内面は、結構自分でつくり変えることができる部分だといえます。

しかも人の内面って、経験とか人生の蓄積によって、徐々に形成されていくものだと思います。

だからこそ、年齢と経験を重ね、人生を積み重ねることによって、徐々にその人自身の厚みが出てくる。

長く生きれば生きるほど、自分のオリジナリティみたいなものが、色濃く出てくるのではないかと思います。

そして、「外見」に向ける意識は、年齢とともに薄れていくという話を聞いたことがあります。

それをふまえると、外見と内面に向ける意識のウエイトは、年齢とともに、だんだんと外見から内面へとズレていくのかもしれません。

だからまだ24年しか生きていない私が「生まれ変わってもまた自分になりたい」と思うのは、もしかするとまだまだこれからなのかも。

だけど、今の時点ですでに少しそう思えていることはなんだか幸せで、そんな状況をつくってくれている今の環境と周りの人たちに、ただただ感謝です。

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