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patagoniaのシンチラの魅力

今回は、僕が個人的にシンチラに感じている魅力についてお話ししていきたいと思います。
パタゴニアから毎年、様々な魅力的なデザインを携えて登場するシンチラ。
僕の勝手な思い込みにはなりますが、近年シンチラは普段使いで着用される印象を持っています。もちろん、昔から愛用されている方はガシガシ使っていると思いますが、若い方達は多分R1やR2などのテクニカルフリースが山で使うもの、というイメージもあるのかなあと思っていたりします。僕自身もそう思っている節はあるかなと。それはもちろんRテクニカルフリースの方が機能性が高いので当たり前かもしれないのですが、実はアウトドアでの使い方もあるかもだよ、という思いを込めて話してみます。

フリースの歴史とシンチラ

まずはサラッと歴史を振り返ってみます。
その見た目から、カジュアルな街着として着られることが一般的となっているこちらのフリースですが、歴史を遡ることで、これがアクティビティのために考えられた機能性を持っているものだということがわかります。
フリースの始まりは、1970年代に遡ります。
patagoniaの創業者と、現在ではノースフェイスをはじめとしたアウトドアメーカー、さらにはその枠を超えてフリースを開発しているポーラテック社(当時モルデンミルズ社)という会社が共同開発した羊の毛のようなモコ
モコしたパイルジャケットからスタートします。

公式HPより。こんな感じの生地。画像は現行品のレトロパイルジャケットです

ここから化学繊維のフリースの歴史が始まります。
そして、このパイルフリースシリーズからさらに改良して1985年に登場したのが、今回紹介するシンチラフリース。
そしてさらに時代は流れて、R1やR2といった極限まで機能性を向上させたテクニカルフリースが1999年〜登場してきます。この歴史を見ても、これらの紹介してきたフリースたちは、もともとがアクティビティで使うために開発されてきているので、それは現在でもアウトドアで使用できるということを意味していると思います。
(僕の感想ですが、現代においては相対的にパイルジャケットは流石にアウトドアスポーツ等で使うのは重さや動きにくさなどデメリットが大きいかもしれません。静的なキャンプとかで出番あり?モコモコはめちゃくちゃ暖かいですし)

シンチラは、アクティブな動きやすさに加えて、デザイン性の高さが素晴らしいと思います。僕の場合、このフリースを普段着以外で使うシチュエーションは、ボルダリングや日帰り登山や旅で使います。
厳冬期の登山などエクストリームな行為をあまりしない僕にとっては、いわゆるR1やR2などのハイスペックなテクニカルフリースを着ていく必要性は薄いことと、見た目が登山者すぎるのです。シンチラは、街もカジュアルにこなし、山でもどこでも使えるという、本当に幅広いエリアで使うことができる素晴らしいフリースです。

シンチラをどう使うか

そんなシンチラを3分の動画に込めましたのでよかったらこちらもみてみてください。

動画内で紹介したように、僕の場合は主にボルダリングに使っていますが、
パタゴニアの公式HPでも頻繁にシンチラでボルダリングをしている写真が掲載されていて、まさにこのカルチャーに対する僕の憧れがドストライクなのですw
シンチラを着て、スキーやハイキングやクライミングや旅をしている写真がとても自由で気ままな様をイメージさせてくれるので、僕にとってのシンチラの魅力は、実際に着用できる範囲がかなり広いという汎用的でそれなりにミニマルな面と、このカルチャースタイルなのだなと感じます。


というわけで、今回はシンチラについて書いてみました。
もしシンチラを持っているという方で街でしか着ていないという方も、シンチラを着ていろんなところに行ってみてください。思ったよりもいろんなところで使える発見などがあるかもしれません。

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