スキル以上/コソ練・34日目
さとゆみビジネスライティングゼミを3期生として受講したのが1年前。22名のメンバーと共に、3ヶ月間、書くことに向き合うゼミだ。今日、4期生メンバーの方々の卒業式があったそうだ。
あの卒業式から、1年の間で、ひとつの原稿で消費する時間とエネルギーの多さを痛感し、文字を書くことの難しさを知った。書こうとしても、書けない自分の力のなさも痛感した。と、同時に。書く世界を、知らなかったままの人生と、知ったあとの人生では、大きな違いがあることも知った。
それは、「誰と出会えるか」だ。
この1年、新しい世界を知り出会えた人たちは、今後の自分の人生に大きく影響を与えてくれる人たちばかりだった。同じ業界の中で長年仕事し、暮らしていると、その業界の中での当たり前を前提に生きることになりやすい。しかし、知らなかった世界を知ると、脳の扉がパカッと開き、カチカチカチ、と音を立て、好奇心のゼンマイが回り出した。さらに、プロフェッショナルな仕事をされている人たちと出会えると、ワクワクした。新しいチャレンジのプロセスで、スキルが上がること以上に、人と人の物語が生まれるところが面白い。
ビジネスの世界で「何をするかよりも、誰とするかの方が重要だ」という言葉を聞いたことがある。これ、やりたくないことはしたくないので、何をするかもめちゃくちゃ大事だけれど、「誰と」の部分が重要であることは間違いなさそうだ。
この1年で出会えた人たちと10年後、面白いことができるように、コツコツとスキルを上げていこう。きっと、人生の豊かさは、増幅していくはずだ、と信じて。
MEMO(コソ練note/残り45日/ヘッダー画像:Blue Flowers)
卒業式のプレゼント【さとゆみの今日もコレカラ/第145回】
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