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開業して、退職して、27になった。

6月の頭って
まだこんなニット着てたんだね。びっくり
あ、ヘッダーの話です。笑

noteって映画なり小説なり推しなり
良質なものを摂取したときには
「っしゃ書くぞ🥺💪🏻」と思うんだけども、
それ以外のときは
ツイッターやらストーリーに小出しに
しがちで、すーぐ忘れてしまう(´・ ・`)💭
なんせツイ廃なもので、、、

そんなことをしているうちに
開業して、退職して、27歳になってた
という話をしようと思います。


まず3月に開業。(いつの話)
6月に退職することが決まっていて
同じ職種は絶対やりたくないな
と思っていたので、
退職の1年3ヶ月前くらいから
デザインの勉強を始めました✐☡

もともとおたくだったので(今も)
高校生でスマホを持ってから
画像加工アプリをいくつも駆使して
合成アイコン作ったり、
おたく友達の誕生日と
おたく友達が好きなメンバーの誕生日は
欠かさずコラージュ作ったりしていて🙄
12月8日は大変だったな。人気だからね

あとは結構完璧主義なところがあって
中途半端なものを許せない性格なのと、
在職中からパワポでプレゼン資料とか
クライアントの名刺とか作っていて
同僚が作るものとレベチだったので、
これいけるかも、と思ったんだよねえ

けど、まあお察しのとおり
デザイナーなんて美大出た人とかが
たくさん活躍している世界で、かつ
数学や物理と違って、解がない。

もともとてっぺん目指すぞ!みたいな
気合いがあったわけじゃないし、
てっぺんにはてっぺんのクライアント
こじんまりにはこじんまりのクライアント
という需要はちゃんとあって、
実際仕事はとても楽しいし
なにより自分で商品を作れるのは最高。

会社員営業職のなにが嫌って
わたしがお客の立場だったら買わないな
という商品をアップデートもできず
ひたすら提案しなきゃならないところと
それに伴って本音を隠してたこと。
ちなみに、そんな会社は無事6月に退職。
“社会人経験なしの中途採用”という
謎経歴のわたしを迎え入れてくれて、
メールの書き方・名刺の渡し方などの
社会を教えてくれて、
ほんと、ありがとうございました!

で、それに比べたら個人のデザイナーは
自分が作った商品がハマらなかったら
ハマるようにブラッシュアップできる。
最初から喜んでもらえたときも嬉しいけど
先方の“なんか違う”を汲んで
言語化して、ブラッシュアップしたものを
喜んでもらえたときの嬉しさはひとしお。

身に余るような言葉をいただいて
嬉しくてスクショしたことも
手帳に書き留めたことも数え切れない。

「さくらさんにお願いしたい」
と言ってくれる人が一人でもいる限り
ずっと続けていきたいと思う。

でも、でも。
今のこの先になにを目指すのか
を考えると、先は突然見えなくなる。

最初は映画のポスターとかパンフとか
デザインしたいなと思ってたけど
本当に狭き門だし
ルートを考えたときここにいては厳しい。

デザイン会社を作って動かしていく
それもいまいち、
というか全然しっくりこない。

じゃあわたしは今と同じ生活を
来年も、再来年も、その翌年も…
ずっと続けていくのかと思ったら
それもまた違う気がしてくる。
今のわたしが十分満足していることと
未来のわたしが十分満足できること
それは実は全然別のものだった。

しつこいようだけど
今のわたしは本当に今の仕事が楽しくて
やり甲斐もあってお客さまにも
本当に感謝してるし
精進してさらに応えていきたいと思ってて
今のわたしのその気持ちは
決して嘘じゃないんだけどね、別軸の話。


じゃあ、未来のわたしは
なにをしていたら満足できるのか。

それはやっぱり、コトバを吐くこと
すなわち文章を書くこと、だなあと。

コトバを吸って吐いて生きてるし
コトバを吸って吐くことで食べていきたい

文章を書く、という大枠が定まって
具体的にどんな?というのを考えたときに
やっぱりどうしても
わたしは創作には向いてない。
というか、やろうと思えばできるのだけど
既に完成された愛すべき創作物たちが
この世にはあまりにもありふれすぎている。
それを摂取して生きているわたしには
自分の創作物に永遠に自信が持てない。
「愛すべき創作物を推す文」になら
自信を持てるのに🥺
あと、自信が持てないものを世に出す
強さが、わたしにはない。

次に思いついたのが、「ライター」。
ちょっとググると
webバナーから、メールboxのPR枠、
SNSの広告まで一色に染まる
便利で不快な世の中ゆえ
養成講座なる情報はすぐに集まった。

あとは、
「在宅ライターで月収10倍✨」
みたいなインスタの投稿たち。

そうじゃないんだよ、
わたしが思う「文章」はそうじゃないんだ
一文字いくらとかじゃなくて、
SEOとかじゃなくて、

例えるなら映画のパンフに載るような
作家と雑誌で対談できるような
ラジオで気の利いたコメントができるような
そういう文章で生きていきたいんだ
と気づくことができた。

思い浮かぶ大好きなライターさんたちの
経歴遍歴をまたググるググる。
編集者を経ている人がやっぱり多くて
わたしも独り身だったら
そういうルートやってみたかったな
と思ってみたりする。

そういうルートはとりあえず
今すぐすぐは無理ゲーなので、
もう一つのルート。
愛するものを愛し続けて
愛するものを誰より愛して
誰にも求められてなくても、書く。
勝手に書く。ひたすら書く。
そうしているうちに、
このジャンルならこの人、という
ルートで今の位置にいる人も意外と多い。

それなら、ワンチャン
ほんのワンチャン、できなくないかも。
好きなものを愛することは
わたしの数少ない特技であり
自分の好きなところ、だからね!


と、今日のわたしは思ったことを
忘れないように
いつもは書かないようなテイストの
記事を書いてみました!
悲しいかな、すーぐ思いついて
すーぐ忘れるのも、特技なので🙈

1ヶ月半前、7月の末で27歳に。
全然関係ないけど、歳を重ねるたびに
「真夏生まれのさくらちゃん」
がどことなく自分に似合っている気がして
好きになる。
もしわたしが4月に生まれていたら
なんか、こういう人間じゃなかった気がする。

毎年言ってる気がするけれど、
26と27の差って大きい。
26は、まあ25みたいなもん
ってかんじだったけど
27は27ってかんじ。
30への準備ってかんじ。
わたしはずっと28~32くらいの女性に
すごく魅力を感じることと
神崎恵さんをはじめ歳を重ねるのが
楽しみになる先人が、幸いなことに
この世界にはたくさんいるので
うわ〜30か〜みたいな気持ちはないけど、
30年も生きてて自分これか
みたいな気持ちは、まじで毎日ある。
まあまだ27年だけど。

本当の「30年生きてて」になったとき
「自分これか」が
少しでも薄まってるといい。

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