それは自分に向けられた物ではない  と  ただそれだけのことだよ
名指しで伝えられたわけじゃない言葉に焦ったり怯えたり  自分のことなど見えてすらいない誰かの正義に萎えたり憤ったり  反射のように起こるそれはきっと普段から蠢いている芯が有ってこそのことと思うから  じゃあ掬って気付きたい  どうせそのままぶつけたところで解消されることは殆ど無いんだ  こういうこともあるんだぞと臨戦に入る体力でそういうことを探しに行った方が  きっと    置かれた場所が咲いていると見做さないなら枯れ果てる前に逃亡したい  気付かせるための妥協や譲歩でてめえの矜持躙ってんじゃねえよというはなし  尊敬とか憧憬とか口触りの良い言葉に甘えず胃酸で形相を重ねて生きてほしい  僕から僕への望みです  でっけー  むり

最近noteを書いていると突然段落ごとばっと消えてしまうことがあるのですがこれはあれかな  書くなということかな  たしかに強いことを書いていました  書いていると自覚して書いた方が良いようなことを書いてはいました  そんなことを書いていたということだけを書いて何についてどんなふうに書いていたのかは書かないというのはあれですね  いやですね  触れた映画や音楽がそのように収束する度にそれはずるですやんと思う  言わないけれど考えていることはありそうに見えるものと言うということを考えていたように見えるものとがあるように感じるのは好きなものを好みの形に解釈したいだけかな  どちらなら好きとかではなくて  これならこういうふうかなあと想像しているというのはあるしそういうものが外れる度に気になってしまう理解なんて一生されないでくれ  穏やかさに惹かれたから穏やかさに惹かれるし穏やかじゃなさに惹かれます最悪    嫌いなところが思い付かないと書いた記憶があるけれどたしかに嫌いなところは無いっぽいけれどいやだなあと思うことは結構ある  ところとことは別です  文字に収まる特徴だって放棄と思うからどこがとか考えていない  でもさそれがいやに繋がってんのよな  総合とか特別とか自分がされたらと思うと絶対にしたくない  でもじゃあ言葉に換えられるかというとそれもしたくなくてどうしたらいい  さいきんねえ広義言語消滅してしまえと思う  超音波とか動作とかも含めて  疎通の手段無くなってしまえと思う  困るよ  崩壊するし  すぐにまた生まれることもわかる  わかるけれど  気が狂う  元い狂わせないと居られない  地球一個なの何  此の世と彼の世が一つずつであってたまるかよ  これ以上近付いて何がしたいの  名前を付けることの良さ何  背中を追い駆けさせる精神状態も視線を光源を金銭を人生を注がせる精神状態も一生経験できないんですかどうしてですか  その話をしようとしたところで頭が冷えました  どういうつもりでこの段落は消えない  君に届くまでに幾つかの妥協が有ったと言ったら君は何をどうしますか  経験と技術が閊えて三年経っても動けないままだったそれを三日目の弟子に二秒で片付けられた君の表情は信じ難くつまらなく悲しかった  入ればいいというものではないことは君が一番よく知っているだろう  誰の世界だと思っているんですか

もう何を書いているのかわからない  自分で書いたのにですか  自分で書いたのにです  圧倒的では程遠く只管に言葉が先  嘘とか  創作とか  何と呼べば彼等に脚を与えられただろう  どうすれば尾が生えて  どうすれば翼が生えて  どうすれば網の場所を知っただろう

黙りたい
掴むから指立てていて