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プレイしてないのにスマブラのコミュニティ大会に行ってきた話

スマブラのコミュニティ大会に行ってきました。

詳細は省くけど、スマブラの大会に出る知り合いに同行するような形でイベントに行った。

スマブラコミュニティについては全くと言っていいほど知らず、そもそもスマブラすら発売してから数ヶ月プレイして以来、ほぼ起動していない。

それなのになぜスマブラの大会に行くことにしたのかといえば、単にeSportsシーンのコミュニティイベントに行ってみたかったというのが大きい。

eSportsの競技シーンで言えばValorantが一番興味があるし、見ているけど、オフラインコミュニティという文脈ではどうしても身近に感じることはない。PCゲームというのもあるし、コロナ禍で始まったゲームであるということもある。

というわけで、行ってきた大会

豊田スマブラトーナメント
第13回グランドスラム

豊田とは銘打ってあるけど、会場は名古屋。
大会参加人数は256人と大規模な部類に入ると思う。

スマブラについては素人なので、試合の良し悪しなどわからないし、何が強いとか弱いとかもまったくわかっていないが、会場を見て回ったのでいろいろ感想を書いてみる。

先に言ってしまうと、最後まで大会を見ていたわけではないので、会場が一つの試合に注目して盛り上がるところなんかは、見れていない。


会場に着くと、人の多さに圧倒された。
当然、数字で256と聞いても大人数だとは思うけど、実際に見てみると想像とは違う。
運営スタッフや見学の人も合わせれば300人くらいはいるかもしれない。ほぼ全員がゲームをプレイするために集まっているのだと考えると、かなり特異な光景だと思う。

ぱっと見の印象。
冬ということもあるし、ゲームイベントと聞くとなんとなく、服装の黒率も高いのかと思えば、黒い格好をしている人は半数くらいなもので、オシャレな人も多かった。
みんなマスクをしているので年齢層ははっきりとはわからないが、20~25歳くらいが多いのかも、と感じた。
男女比率でいえば95:5くらい。
Valorantの公式大会の会場などでは男女比は6:4くらいだった記憶があるが、「観戦目的」と「プレイ目的」の差が大きいのかと思う。
スマブラ界隈の女性比率がまったく想像つかないので、ゲームジャンルの差なのかもしれないけれど。。。(スプラなどのイベントなら女性比率高そうとも思えるし)

会場には4人で行ったけど、自分も含めて二人は見学、二人は大会参加。
予選は午前午後と分かれていて、大会参加の二人はそれぞれ午前予選と午後予選に振り分けられていた。
予選の試合は16人のグループに分かれて、それぞれのグループでダブルエリミネーションのトーナメントを行う。

それぞれグループごとに指定された場所に集まって、各自コンタクトをとって試合を行っていく。
それぞれのグループに運営スタッフがつきっきりになったりしているわけではなく、参加者個々人の裁量で進行されていく。

中には、グループ内で音頭を取ってまとめ役をしてくれる人もいたりして、参加者でイベントを作り上げているというコミュニティイベント風味を感じられるのが良かった。

知人の試合を見守っていたが、勝ったり、負けてしまったり。
圧倒的な実力差でキャラの動きにプレッシャーを感じるような試合もあれば、結構苦しい展開だったところから一気に形勢逆転して流れが変わる試合もあり。
やっぱり、素人目に見ても流れがわかりやすいというのは格ゲーの良さだと思う。

スマブラの試合は7分の時間制限の設けられたストック3のルールで行われるっぽい。
他の大会では違うレギュレーションはあったりするのかな?

BO3で進行するので、短いインターバルを考えても最大で25分程度で終了する計算になる。Valorantでは1試合がどんなに早くても20~30分かかることを考えると、かなり高速だ。

試合自体はさくさくと進んでいくことになる。
決勝戦などでもBO5でやるらしい。

7分試合のBO5というと、1時間以内に終わってしまうので、Valorant観戦勢からすれば、そんなに短いの!?という驚きがあった。

思えば、FPSは息をつくタイミングのあるゲームなのに対して、格ゲーは常に神経を尖らせてほぼ全速力で走り続けるのだから、プレイ時間に差はあっても集中力や体力の面では同じようにBO7をこなせるようなものではないのだろう。
有酸素運動と無酸素運動、サッカーと短距離走みたいなもの?

試合時間が短いことのメリットも大きく、256人という規模の大会でも予選からBO3をやったとしても1日で終わらせることができる。

もしこれをValorantでやろうとするなら、間違いなく予選はBO1になってしまうだろう。なんなら、決勝のみBO3にしたとしても1日で終わらない可能性がある。今は違うけどValorantも最初の頃はプロの競技シーンでさえ予選がBO1という恐ろしい状態があったし。

せっかくeSportsの現場に行くので、お気に入りのZETA Divisionのキャップを被っていったのだけど

(最近スマブラ部門できたし場違いじゃないよね?)

会場で見覚えのあるプロチームのロゴを見つけたときはやっぱ推しチームのファンボはおるもんやな^^とか思ったのだけど・・・
「あ!SCARZのファンボおる!ジャケット着てるよ!」なんて言っていたら、
本当にSCARZ所属のプロだった。
うーーーーん、SCARZのアパレル、マジでかっこいい。

Lake gamingのロゴの入った格好をした人は、結構目立っていた。滋賀のチームですね。

会場にはデカいスクリーンがあり、予選段階では一部の試合がピックアップされて映されていた。
実況解説の人もおり、ネット配信されている。

配信台周りはPCやカメラなど機材がいくつも置いてあり、専門的な知識を持った人が現場を支えているのだろうと推察する。

おそらく配信画面を切り替えるためのスイッチャーと思われる機材を、スノコの上に置いて卓上扇風機で冷やしている様子には、草の根的というか、現場の手作り感も感じれるので無性に良さを感じてしまった、、、過去トラあったんだろうな。。。

午前の予選の時間は押してしまい、少しずつ後のスケジュールが予定よりズレてしまっていたが、いくらかインターバルのあるスケジュールだったので、どこかで調整できたのだろうか?
大会の様子を最後まで見ていないので、時間通りに終わったのかはわからないけど、この規模になるまでは場数を踏んだ運営陣がいるのだろうと思う。第13回だし。

そんな運営の人の喋り方は結構フランク。間違いではなければ主催の人なのだけど、まるで友人たちの飲み会の席で乾杯の音頭をとるときのような語り口で開会を宣言し、いくらか軽いノリで進行していく。

カッチリとしたフォーマルなプロシーンというよりはコミュニティイベントというような感覚だと思う。
一緒に行った人の話では、運営の人のノリなども地域やイベントごとに異なるのだという。
それもまた特色の一つなのだそう。

行ってよかったな~~~~。
とても有意義でした。
eSportsシーン大好きおじさんになりつつあるので、こういうコミュニティは応援していきたい所存。

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