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「営業を科学する?」システム開発を「内製化」する理由とは 第23話

こんにちは。Amuletの迫頭です。

あ、ありがとうございます〜。
今、おやつを大量にあげました〜。

こんなもん、なんぼあってもいいいですからね!

※いつももらってばかりなのでたまにはw
 ハッピーハロウィーン(^^)

前回は、SES営業の強化、いつやるの?今でしょ!というイマドキ感しかないタイトルで書きました。コロナ禍で仕事探しに奔走している営業さんが「営業に行きづらい」「営業に行くネタがない」時にどうするかにフォーカスしています。まだ読んでない方はこちらをどーぞ!

さて今回は、クライアント企業様がシステム開発を自社で行っていなかったのに「内製化」に踏み切る理由について書きたいと思います。

何が原因なのかですが、「3つのない」をよく聞きます。

①人手が足りない
②新しい知識がない
③提案がない


一つずつ見ていきましょう。

①人手が足りない
現場の増員をお願いしても、相談しても、人手がいないという回答がきて結局他で探さざるえない。こんな声をクライアント企業様からよくお伺いします。IT業界に関しては、データでもわかる通り人材需給バランスが崩れてきています。2015年に出している経産相の予測が、かなり現実的なモノになってきており、2030年までは人材供給も緩やかに上昇していますが、市場規模の上昇も相まって不足数はどんどん増えてきています。また、2030年以降はこれ以上に開きが大きくなると言われておりますので、ITエンジニアの取り合いは避けることができないでしょう。

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実際に現時点でITエンジニアの求人倍率は6.67倍(パーソルキャリア
転職求人倍率レポート(2020年9月)より)と他職種と比べても非常に高い状況となっています。
たとえ有名企業様であったとしても、工夫して対策を打たなければ採用が難しい状態ですので、人手不足は否めないでしょう。

②新しい知識がない
これは、ひと昔前であればパートナー企業様だけが知りえていたような情報も、クライアント企業様側でも得ることが容易になり、リテラシーが向上しています。
だからこそ、パートナー企業様側はITのプロとして常日頃からアンテナを立てて、自分だからこそ知り得ることができるような特別感のある情報を得る必要があります。

③提案がない
上記①②の、人手が足りない、新しい知識がない、も影響していると思いますが、クライアント企業様が満足する提案を続けていかなけばなりません。言われたことに対応できない、依頼されたモノを作っているだけでは、将来は他に取って変わられることは間違いないでしょう。

まとめると、クライアント企業様が内製化する理由は、パートナー企業様の人手不足、知識不足、提案不足が影響しています。

では、そんな中で開発案件を受注するためには3つの不足に対して対策を打つ必要があります。
人材確保に関しては採用強化社内教育です。特に採用に関しては、今採れていない状況であれば、即戦力は確実にもっと採れない時代がやってきます。欲しい人材を採用するために、戦略的アプローチを考えましょう。
知識習得に関してはクライアント以上に情報を持っている状態を作るべく、オンラインの勉強会や各種イベントに参加することや、自社の強みに合わせた情報収集をしていきましょう。幅広い分野の知識を得るとクライアント企業様と同じような知識量になるかもしれませんが、自社の強みや得意分野では深く掘り下げた特別感のある情報を持つようにしましょう。
提案に関しては定期的に連絡ができるよう、知識習得のところでしっかりネタ作りをしておきましょう。
こちらの3つについては過去に書いたブログ、3話4話7話8話、が参考になりますので、ぜひ確認してみてください。

この先もクライアント企業様が自社でシステム開発を行うことは増えていくかもしれません。ですが、そういったタイミングで相談をうけられるパートナー企業様であって欲しいと思います。そのためには日頃からの良好な関係構築がモノを言います。そういう企業様でなければ、淘汰されていく時代に入ってきたと感じておりましたので、今回の内容を書きました。時代が変わっても、必要とされる企業となるべくぜひ、人材確保、知識習得、定期提案を心がけてください。

次回は、就活についてお話したく思います。
最近、就活中の学生さんと話したことがきっかけです。
テーマは「就活で『嘘』をつくとどうなるか?」です。2003年の就活において、嘘で塗り固めて就活を乗り切った迫頭の末路についてお話します。お楽しみに。

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