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管理職にはなりたくない?その原因を紐解いてみた

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

今日は昨今良く聞く管理職になりたくない問題について。

日本能率協会が出しているデータでは、この春一般社員1000名にアンケートを取ったところ、77%の方が「管理職になりたくない」と答えたそうです。
ほぼ8割とは恐れ入りました。私もサラリーマン時代、なりたいと思わなかったからよく理解できます。

その時に私が思っていたことは「面倒なこと増えるやん」でした。
会議とかメールのCCとかetc…

当時、上司の仕事の物量見てひいてました、、
ま〜まだ若かったですしw

で、もう一つ気になるデータがありました。
パーソル総合研究所が出しているデータで、企業の課長2000人を対象にアンケートを実施したところ、
組織の「働き方改革が進んでいる」と回答した管理職の方が、「進んでいない」と回答した管理職に比べて、
「業務量が増えた」との回答が多かったそうです。

管理職になりたくない問題の根幹ってこれじゃないですかね。

働き方改革の一つに「労働時間の是正」があります。ただ、先ほどのアンケートからすれば一般社員への恩恵はあっても
管理職には逆風なわけです。要するに管理職の仕事量は、働き方改革が叫ばれる以前より増えている。これでは敬遠されるわけです。

仕事のモチベーションがMAXみたいな人だと苦にならないのかもしれませんが、そんな人ばかりでないですし、
現状を変えなければ管理職になりたい人はいなくなるかもしれません。

同じような現象が学校の先生にも出ていますよね。

いよいよこちらは待ったなしという状況ですが、こちらも労働時間の問題が大きく取り立たされています。

今回の改善すべきポイント、少なくともはっきりわかっていることは、
「労働時間を改善する工夫」です。

今でもあるのかはわかりませんが、長時間労働が評価される文化は絶対にあってはならないですよね。
じゃないとこの問題は永遠に解決しません。

管理職や学校の先生などを抱える多くの職場で、増え続ける業務量と短縮が求められる労働時間。
そのバランスを取ることは難しいと思います。しかし、この課題を放置すれば、次代を担うメンバーがいなくなる。
そんなことが現実味を帯びてくるのではと思うのです。

なんせなりたくないって言ってる人が8割ですからね。相当やばいですよ、、

管理職だから、先生だから仕方ない。とか、見て見ぬふりをしている会社があれば、ぜひ今一度考えてみてください。

今すぐには改善できないことかもしれませんが、長期的な視点を持って取り組んでいただければと思います。

また来週お目にかかりたく思います。


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