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stickman

stickmanというバンドを知って、初めてライブに行ったのは2019年4月27日。エフエム太郎で毎週火曜日20時からオンエアされている生放送番組「夜のとばくち」放送1000回を記念した『とばくちライブ』でのこと。「夜のとばくち」パーソナリティ3人がそれぞれのバンドを率いて演奏するライブだった。

その年の1月から私はエフエム太郎にお邪魔するようになった。とばくちメンバー以外、関係者の皆さんをほぼ知らない状態でスタジオ・ノイズに行き、最前列のかぶりつき席でライブを堪能したことを覚えている。まさか自分自身がラジオパーソナリティーになるとは夢にも思っていなかった頃だ。

もともとライブが大好きだったし、3バンドとも素敵でアットホームでとっても楽しいイベントだった。

stickmanはインストゥルメンタルのオリジナル曲バンドという話は事前にきいて知っていたけれど、ライブ初見で楽曲の良さと演奏のグルーヴにやられた。これはもう大好物な音楽だ。

それ以降、stickmanのライブがある時には予定が合えば行くようになった。いわゆるこれが沼の始まりというやつだ。

ここで一応断っておく。stickmanのギタリスト氏は、私にラジオ番組制作のチャンスをくれたディレクター氏だけれど、義理とかお付き合いでとかいう気持ちは一切なく、ガチでstickmanのファンになったのだ。何回か番組で楽曲オンエアしている理由も同様。

stickmanは、2023年2月17日に「impression3」を初めてのデジタル配信リリースした。つまり、各音楽配信サブスクリプションで誰でも手軽に聴くことができるようになったのだ。

これは、ファンとして嬉しい大きな出来事だったし、完成した作品に驚いた。CDリリースの「impression2」より遥かに進化した音になっている。ライブハウスエモーションでのレコーディング時に演奏はもちろんマイクの位置などかなりのこだわったようだが、その甲斐あっての完成度に仕上がっている。

その余韻に浸る間もなく、stickmanが2023年4月19日に「impression4」を配信リリースした。この神業的なスピード感もファンにはたまらない連続の喜びだ。

「impression3」「impression4」収録楽曲はライブでお馴染みの曲たちだが、ジャムセッション的なライブとは違い、リリース音源はライブ演奏さながらの迫力と計算されたような緻密さを感じる。また「impression4」は、一聴してわかりやすいイントロとエンディングがある曲順になっているので、ランダムよりもアルバム1枚通して順番に聴きたくなる演出もにくいじゃないか。

CD「impression2」より少ないメンバー・楽器構成だが、現メンバーの3人の演奏力が格段にアップしていることも本当に素晴らしい。コロナ禍でライブが出来ない頃、ひたすらスタジオで練習を重ねていた成果が今回の作品に如実にあらわれている。

楽曲の要素はロック・ジャズ・ブルース・ファンクなど、幅広い音楽ジャンルを感じさせるもので、インストゥルメンタル楽曲を聴きなれていないリスナーも楽しめるんじゃないかと思う。何となく聞き流しているだけでも心地よく身体が揺れる感じを味わえるので是非聴いてほしい。

アマチュアバンドの域を超えたこんなスゴイ音源を聴いてしまったら、今後のstickmanが益々楽しみになってしまう。感動をありがとう!

さて、直近のライブは、なんと高崎芸術劇場スタジオシアターで開催される高橋まことさんのアニバーサリーライブ。トップバッターで出演するstickmanがどんなライブパフォーマンスで会場を魅了してくれるのかワクワクしながらその日が来るのを心待ちにしている。

stickman「impression3」「impression4」は、Amazon Musicをはじめ各音楽配信サイトから楽曲購入もできるので是非!

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なんと10位にランクインしてた~♪
2023年4月20日Amazon Music「過去24時間の アルバム人気度ランキング」より


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