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「悪口は面と向かって言え。」

久々の、『とみえ語録』です。

うちの祖母は、
すごく人気者でした。

毎日誰かが祖母と話をしにうちに来て、何時間も過ごしてました。

ある日、
数名のご婦人がうちにいらした日。

そこにいない人の悪口大会みたいになったんですね。

そしたら祖母が
「それ、本人の前で言うたらどうな。」
(それ、本人の前で言ったらどう?)
って言ったんです。

(この話は、後になって祖母から聞いた。)

ヒョエーーー!!です。

みなさん、言えます?
「それ、本人に言ったら?」ってなかなか言えない。

祖母は、相手が誰であろうと、
関係ない人で、
側から見ててドキドキするような発言も多かったのですが

でもやっぱりすごいなって思ってました。


なんでこんなことを書こうかなって思ったかというと、

これから社会がさらに揺らいできて
SNSでいろんなことを言う人がさらに増えると、

乗っかる発言や、
度を越してしまう発言がきっと増えると思うのです。

もしかしたらあなた自身が、そういうことをするしれないし、
そういう発言を見て腹が立ったり、疲れたり、
悲しい気持ちになることもあると思う。


私は、
SNSで発信することは、面と向かって言えることだけ。
と決めています。

私が、自分で勝手に、自分にそう決めているだけです。

だけど、
『自分はこうする』という軸がぶれなければ
闇雲に何かに腹を立てたり、
モヤモヤしたり心を痛めたりせずにすみます。


祖母も同じだったのかも。

もし誰かが、目の前でここにいない人の悪口を言っていて、
それが嫌なのに、なんとなく耳に入るままにしておいたら
きっと後でモヤモヤしたと思うし、自分が可哀想です。

だからその時は勇気がいったとしても、
「それ本人に言ったら?」って言うのは
祖母にとっては自分を守る最善の方法だったのでしょう。


思っていることを、声にできないから
SNSで発信をする。
それはもちろんありです。

声にできないことは
発信しない。それもいいと思います。

声にできないからこそ、あえて文字にする。
そういうことももちろんあります。


これは、人としての強さ弱さとは関係ありません。

自分を大切にする方法の話です。

愛をこめて
elly


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