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シルエットにこだわる。

 確かに、着るものでも履くものでもまつ毛の形でもシルエットにこだわりはあるのだけれど、今回はフラワーアレンジメントのお話。幼いころから、とにかく「なんで?」「なんで?」「なんで?」「どうして?」といろんな人にいろんなことを聞いてきたから、たくさんの人たちを多かれ少なかれうんざりさせてきた。そういう意味では(もう、きっと想像の何倍も)おしゃべり好きな母は私の質問に飽きずにしゃべり返してくれることはwin-winだったのかも知れない。母がおしゃべりと同じくらい好きなのがお花で、その母からアレンジメントを習い始めた。添削を受けるときにいつも母は「シルエットが、」「シルエットは、」「シルエットを、」と、とにかくシルエットについて最後の最後まで厳しい。これが親ではない人に教わっていることであれば、先生のいうことだからと「とにかくシルエットが大事なんだな」と納得していたと思う。けれど、私は可能な限り理由が知りたい。2回目くらいのレッスンでついにどうしてそんなにシルエットが大切なのかについて問うた。「それは、写真とかで残すとき、やっぱり大事なんはシルエットやねん」短い回答だったが、なんだかすっかり腑に落ちてそれからは最終的にシルエットを考えるようにしている。(なんだか導入部分のエピソードとオチの関係が腑に落ちない…)

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