もう触れずにいるには難しい。今日書かなければ、今書かなければ、あと数時間後には何かが決まっているかもしれない。いや、必要なのは4勝だから、まだ分からないか。それでも…。と思いながらなんとなくいつもとは違う時間を過ごしている。リビングのテーブルには２つのキャップがある。よっしゃ、こっちの帽子をかぶろ、とか、そろそろそっちの帽子かぶってええかな。やっぱりまだこっちの帽子か。もうあっちの帽子にしよかな。など言いながら、見守っている。ダービーなんてサッカーだけのものだと思っていた。両チームとも名前は変われど私が生まれたときからあった。5月にどちらもリーグ首位だと聞いて、ええっ？とワクワクした。夢にも思っていなかった関西ダービーが現実になった。第3戦、みんな頑張れ！