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2023年 4月の音楽

✤Conton Candy「ロングスカートは靡いて」
爽快。この言葉につきる感じ。久々にEP全部聴いちゃうバンドに出会った。「夜の風に乗って ロングスカートは靡いて 抱きしめた その背中 加速する自転車」って歌詞がすごく臨場感あってよいのだけれど、「その背中」ってそこだけ神の視点の歌詞になるのはなんでなんでしょ。

✤Conton Candy「濁り」
ロングスカートもそうだけれど、Conton Candyは歌詞がスっと入ってくるのでとても好き。「わかんなくなっていくのかな わたしとあなたのこの匂いも 同じ洗濯機で洗われて二人一緒になっていくのだろう」という歌詞がとても好き。匂いって、恋人ができて1番初めに変わるものだし、別れたあとに別れを1番初めに実感するものだとも思う。

✤bokula.「2001」
昔は好きじゃなかった真っ直ぐなロックが最近はよく沁みる。

✤mol-74「エイプリル」
もうすぐ1000万回再生でびっくり。春っていったって希望ばっかりあふれているわけじゃないよねって寄り添ってくれる曲。親しい後輩が4月は毎年病むって言っていた。ええ曲たくさん聴いて乗り越えよ。

✤ユアネス「虹の形」
4月。大人になってた。ギターリフ最高。

✤クレナズム「SAKURAドロップス」
先輩の熱狂的なオススメに従って『日々は季節をめくって』を全部聴いたら、この曲になった瞬間脳汁がぶしゃー。いきものがかりの「SAKURA」然り、桜曲って同じ雰囲気になるのなんでだろう。(桜曲って表現良いな。)

✤ユアネス「日々、月を見る」
ふと疲れたな、と感じた時に、すぅっと春の夜風のように頭の中に流れてくる曲。

✤IVE「I AM」
メンバーの歌割りも均等になってめちゃめちゃ最高。IVEは圧倒的勝者だから、自分たちの強さを誇示しないほうがかっこよいと思うのだけれど、まぁコンセプトとして成功していたからよいか。なんかBTSと同じ感じの痛さが出ないか心配。(BTSアンチではなく、昔のコンセプトの方が自分は好きだったなっていう懐古厨なだけなんですけれども。)

✤Age Factory「ALICE(feat.牛丸ありさ)」
Age FactoryがYouTubeのオススメに出てきたから調べてみたらfeat牛丸ありさ…!?と思って飛びついた。良すぎた。ジェンダー的に良くない表現だとは思いつつ、「男と女」って感じが良いのです。

✤結束バンド「カラカラ」
ライブでこの曲はやらないことになったけれどやりたかったな〜。前向きなんだけれど、ポジティブな前向きじゃなくて、浮世離れした前向きなのがよい。「愛された方が確かに無双的だけれど」とかめっちゃ良いだろ。

✤なきごと「癖」
今年の最多再生回数曲、早くも決まったんじゃないかなって感じ。「あなたがこんなにも好きなくせに 嫌いって言っちゃう癖がなおらない」の韻が心地よいのと、全部のパートが全身全霊で好きを、未練を叫んでくれて、即興で失恋体験が出来ます。阿鼻叫喚の恋愛です。

✤kobore「テレキャスター」
bokula.同様まっすぐなロック。単純な歌詞って飽きがちだけれど、このバンドはそんなことなくて、シンプルに情景がスっと思い浮かぶのがすごい。(常々、3文字のバンド多すぎだろ!!!!)

✤kobore「るるりらり」
面白い。A♭B♭C D♭E♭のメロディーが、「るるりらり」って歌い出すのがかわいい。

音楽が救いとなった月でした。


『暦生活』