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-Glory or Dust-(獄パート)について解説します。

ヒプノシスマイクの楽曲

「-Glory or Dust-」

作詞 invisible manners(平山大介・福山整)作曲 invisible manners(平山大介・福山整)

ナゴヤパート(獄)について考察します。

はじめに。

◆ o と u は置換してます(音が近い為)
◆ n はあまり気にしなくて良いようです(母音がない為)。

特に近い母音の組み合わせです。

解説っぽいもの。

いくつかのロングライムがメインになっているのかな、という印象です。
それらを続けて2〜3回配置するため、各々が重なりがち…かな?
これだけを見てみると、何だかスカスカな印象を受けました……が、その隙間を埋めるようにして別の韻が隠れています。

何となく近い母音の組み合わせがこちら。

解説っぽいもの。

踏み方のスタイルが三者三様です。

特に近い母音の組み合わせを何種類か使い、それらを続けて2〜3回配置します。
その後に残った隙間を何となく近い母音の組み合わせで埋めているように見えました。

そのため特に近い母音の組み合わせのみをマークした際に、うまく見つけられずに隙間が空いてしまう箇所があるように思います。
この特に近い母音の組み合わせというのが比較的長めの韻になっており、さすがインテリ(弁護士設定)という気がしないでもない(笑)。

というのも……以前、KEN THE 390が「愛韻TV」というAbemaの番組のゲストだった時の話なんですが……。
「ベテランのラッパー設定のキャラと、経験の浅い若いキャラの違いを出す時に、韻の踏み方を変えなければならない。
そういったところで個性を出していく」
との事でした。
ドラマなどではそういった形で役者に曲を提供する事もよくあるそうです。

35歳の弁護士・天国 獄はさすがのベテラン設定です……!
更にあの(自称)オリジナル韻辞典ことill-DOCと戦うなら、この位サラーっとやってのけちゃうのかもしれませんね。

本人曰く「こそばいが 誓うぜ 俺のロカビリーの神に」という事なので、フロウもそっち系なのかな……?
ちなみに、「ロカビリー」とはロックの中でも「カントリー&ウエスタン」の要素が近いものをいうようです。


18人の踏み方のスタイルについて

実は18人全員韻の踏み方には特徴があります。
キャラクター全員の設定が(性格だけではなく)きちんと考えられている……ということなのではないでしょうか。

単なる「アニメ・マンガ好きの為のコンテンツ」じゃなく、ラップをちゃんと扱っていると感じました。
別の記事と併せて、各キャラクターのスタイルを(何となく)わかっていただけたら嬉しいのですが……。

いつか各キャラクター固有に設定された韻の踏み方について、どこかで解説できればと思っています。

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