開眼(フック)について考察します。

ヒプノシスマイクの楽曲

「開眼」

作詞 アフロ(MOROHA)
作曲 池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)

フックについて考察します。

はじめに。

◆ o と u は置換してます(音が近い為)
◆ n はあまり気にしなくて良いようです(母音がない為)。

母音の組み合わせが特に近いものがこちら。
母音の組み合わせが何となく近いのがこちら。

解説っぽいもの。

「意志で 意地で 生きて」

フックにある上記のリリックについてですが……。
上記の箇所は3人がそれぞれ、一言ずつ掛け声をかけるようにして歌い上げています。

意志で(空却)
意地で(獄)
生きて(十四)

自分の意志で生き、信念を曲げる事のない空却
自分の意地をかけて、自身に打ち勝ちたい獄
自分の過去を克服し、生きていく事を決めた十四

そう考えると胸にグッとくるものがあります。
特に獄は35歳という設定でありながら、がむしゃらに進んでいくという泥くさい姿勢を感じられて好きです。

人って……年齢を重ねるとともに、一通りの経験を済ませて物分かりがよくなってしまったり、色々諦めてきた事なんかがたくさんあると思うんですよね。
実際、大概の事はそれなりにこなせたり。
〈大人〉としてのプライドなんかもあるし、「失敗して惨めな思いをするかもしれない……」なんて思ったら、あまり必死になって頑張るのをやめてしまったり。
要は「大人気ない」姿なんて見せなくなるのではないかと……。

そんなわけで、エリート設定でありながらもダサい位に懸命に頑張る天国獄というキャラクターが私は結構好きなんですよね。
彼の信条である「月に手を伸ばせ たとえ届かなくても」という言葉が重く響いてくる素敵なリリックだと思います。


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