舞台　ヒプノシスマイクの楽曲

「Battle of Pride」

作詞 井手コウジ
作曲 井手コウジ
編曲 井手コウジ　

（寂雷パート）について考察します。

はじめに。

◆ o と u は置換してます（音が近い為）
◆ n はあまり気にしなくて良いようです（母音がない為）。

今回は舞台 ヒプノシスマイクから「Battle of Pride」という曲を考察してみました。
私自身はヒプステ（舞台）というものをよく知らず、大変申し訳ないのですが……。

その理由としては、やはり「ヒプノシスマイク（2次元の方です）の神宮寺寂雷と舞台（いわゆる2.5次元）の神宮寺寂雷の押韻スタイルは近いのか……？」という事が気になっちゃったからです。
恐らく近いのではないかと思ってましたが、やはり近いように思えます。

図の上部が細かめに塗り分けたもの。
下部は何となく同じ感じに聴こえる様な……と、大きめに取った母音の組み合わせを塗り分けたものです。

ちなみに細かめに区切って拾った韻は下記となります。
どの韻もそれぞれ、母音の組み合わせが近い（似ている）様に見えます。
 aoao
   ueo
   aeo
   a i o
   o i o i

そして何となく近い母音の組み合わせと判断して拾った韻が oaeoaio となってます。

解説っぽいもの。

全体を聴いた時にヒプノシスマイクの神宮寺 寂雷（ill-DOC）と近い特徴としては……

・小分けに踏んだ韻のそれぞれが近い母音の組み合わせである
・小分けに踏みつつも、全体を通して見ると何となく近い母音の組み合わせとなっている
・何となく近い方の韻についても、7文字程と長めの母音の組み合わせになっている

結果的に、全体を通して聴いた時にはどこで踏んでいるのかわかりにくいかもしれませんが、リリックとしては文字数がある（語りかけるようなフロウ）にも関わらず、スッと耳に入ってくるような……。
聴いた時に気持ちよく感じる語呂のよさがあるように思います。

解説はここまで、以降は蛇足ですが……。

ファンの皆様、ヒプノシスマイク アニメ 第2期発表おめでとうございます。
速水奨さんの新しいフロウが聴けるのが本当に楽しみです。

私はアニメやマンガもあまり読まず（元々はゲーマーです）、声優さんにも詳しくないのですが、速水さんのお人柄とセンス、あの独特なフロウが大好きなのです。
あのフロウがなければ、こうして韻の考察をする事もなかったのではないかと。
私は神宮寺寂雷のフロウがきっかけで韻の勉強を始めました。
あの滑舌、奥行きと迫力のある声質、丁寧な発声……特有のフロウを醸し出すポエトリーリーディングという世界をあのコンテンツ上で再現するのに〈適役〉であると感じてます。

私はいわゆる「イケボ」というものにはあまりこだわりはないのですが（故に、声優さんにはあまり詳しくありません……）、速水奨さんの演じるill-DOCのフロウが大好きです。
速水奨さんという方の人格、そしてill-DOCというアーティストのライミングとフロウのファンであると言えます。
勿論、あの声とリリックも素晴らしいと思っていますが……。
ill-DOCの韻の踏み方、本当にすごい好みなんだよな〜。