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【テラシマの野球ネタ】2021年東京五輪野球日本代表を考える。

皆様こんにちは、最近半纏を着てますが軽くてサラッと羽織れてホントに良いです(語彙力無し)。
車を使うことも多いので丈感もバッチリですし、和のアイテムでありながらコーディネートのしやすさも魅力ですね。

さて、今回はco:doの活動とは全く関係ないところで各々が題材を決めて投稿しようと言うことで、先立ってモチヅキさんがサッカーについて投稿されていましたが、今回私は野球について語って行こうと思います。あくまで野球マニア向けであり、私個人の主観を垂れ流す内容ですので、その点はご了承下さい。

24人枠

東京五輪は普段の国際大会とは違い、4枠少ない24人で構成される。そのため、メンバーの選抜や実践での起用方法が難しくなるが、ではどんな選手が重宝されるのか、次で考察していきます。

オーダーの幅を広げるユーティリティプレーヤー

ユーティリティ(以下UT)プレーヤーとは複数のポジションをこなせる野手のことを主に指しますが、
どの打順に組んでも結果をだせる「打順UT」、先発、中継ぎ、抑え、どこでもはまる「投手UT」といった考え方もあるようです。

普段より少ない枠の中で、こういった選手達が人数以上にオーダーの幅を広げてくれることに期待したい。

日本代表

前置きはこれくらいにして、ここからが本題、
私個人が考える日本代表を選抜していきます。

先発
菅野智之(巨人)千賀滉大(ソフトバンク)
田中将大(楽天)大野雄大(中日)
東浜巨(ソフトバンク)

リリーフ
森唯斗(ソフトバンク)高梨雄平(巨人)
山本由伸(オリックス)
三嶋一輝(DeNA)中川皓太(巨人)
石川柊太(ソフトバンク)

内野手
坂本勇人(巨人)村上宗隆(ヤクルト)
周東佑京(ソフトバンク)浅村栄斗(楽天)
高橋周平(中日)菊池涼介(広島)

外野手
柳田悠岐(ソフトバンク)鈴木誠也(広島)
中村晃(ソフトバンク)佐野恵太(DeNA)

捕手
梅野隆太郎(阪神)森友哉(西武) 
小林誠司(巨人)

選抜理由については次で解説していきます。
全員ではありませんが、動画も付けて行こうと思います。

先発投手陣

日程にもよるが、先発投手は5枚あれば十分だろうと言うことで、実力実績共に豊富な選手を選抜。 

また、千賀滉大は2017年のWBCではリリーフとして大会ベストナインにも選ばれたこともあり。リリーフ陣の非常時には彼に後ろを任せることもできる。
昨年は投手三冠に輝き、自己最速の161キロをマーク。今最もメジャーリーグからの注目を集める先発投手である。

菅野智之も同大会の準決勝アメリカ戦で6回を自責0に抑えるなど、日本のエースとしての実力を見せつけた。キャリア8年で投手の主要4部門のタイトルは10個、沢村賞も2年連続で獲得。昨年はフォーム改造で復活を遂げ、開幕投手からの13連勝という日本記録も樹立した。

大野雄大は先発としてリーグトップの空振り率(10.7%)を誇るストレートと被打率.161とキレのあるスプリットを持つことから国際大会にも向いていると判断。昨年は両リーグダントツの10完投を記録し、沢村賞も獲得。また1イニング当たりの平均投球数が少なく、球数制限の可能性も有る国際試合では少ない球数でイニングを稼げる能力も重要になってくる。

東浜巨は2017年に最多勝に輝き、2年ほど思うような結果に至らなかったが、昨年進化した状態で復活。開幕投手にも選ばれ7連勝も記録した。
リーグ3位の空振り率(13.1%)を誇るシンカーと同空振り率で3位、被打率は.158で1位のカットボールを駆使し、縦横の幅を使ったピッチングでの活躍を期待したい。

そしてなんといっても、今季から楽天に復帰した田中将大。2013年のWBCを最後に国際大会での姿は見られなかったが(メジャーリーグではリスク管理という意味合いも有り、国際大会に主力選手を送ることに日本ほど寛容ではない。)メジャーリーグで、先発ローテーションの一角を担った経験を活かし、柱として投手陣及びチーム全体を牽引して欲しい。

リリーフ投手

2年前の国際大会でもセットアッパーを努めた山本由伸を7回、巨人軍でもほぼ同様のイニングで起用される中川皓太を8回、ソフトバンクでもクローザーを努め、浮き上がるようなカットボールが武器の森唯斗を9回に起用、それぞれタイプも違い、右左右というバランスも意識した。

本来は先発だが、ロングリリーフ枠として石川柊太を起用。数年前の日本シリーズでもそういった経験を積んでいる。

昨シーズン山崎康晃の不調により代役クローザーとして文句の付け所のない成績を収めた三嶋一輝には、浮ついた試合展開を落ち着かせたり、劣勢の場面で流れを呼ぶ投球を期待したい。

初見の打者は面食らうであろう、独特のフォームから繰り出されるスピードガン以上のキレを持つ直球と変化量の多いスライダーが武器の高梨雄平には、重要度の高い場面でチームの危機を救ってもらう起用を想定。

個々の状態によっては、想定した通りいかないことも当然あるので、配置転換など柔軟に対処したい。

内野手 

坂本勇人、菊池涼介以外は全員複数ポジションが現実的なレベルにあり、特に周東は代走のスペシャリストに加え外野もこなせるスーパーUTで、主力選手のバックアップも兼ねている。
人数が減ったことで選手個々の負担はこれまでの国際大会以上のものとなる見込みだが、こういった選手を上手く使い、負担を軽減することで大会の最後まで良い状態を維持してもらいたい。

他にも色んな選手が候補に挙げられるが、短期決戦において強みが発揮出来るかを考慮し、今回は選出せず。 後は好みの問題という側面もある。
例 山田哲人 岡本和真 山川穂高 吉川尚輝 宮﨑敏郎 源田壮亮

外野手

柳田悠岐、鈴木誠也といったメジャーのスカウトからも注目を浴びる両輪に加え、レギュラーシーズンの数字以上に短期決戦でその真価を発揮する、コンタクトヒッター中村晃。どの打順でも結果を残す「打順UT」としての能力は彼にしか出来ない。
また、両翼と一塁もこなすことができるため、起用する側としては有難すぎる存在である。

筒香の抜けた穴を見事に埋め、対速球においては筒香以上の対応を見せた佐野恵太には代打枠としても活躍してもらいたい。

捕手

捕手として打力が頭1つ抜けた森友哉にはDHでの起用も選択肢に入り、梅野隆太郎、小林誠司といった、配球、肩、ブロッキング、フレーミングといったトータルの捕手力でトップクラスの二人には守備の基盤を強固にし、投手陣を引っ張ってもらいたい。
また、どちらかのリーグだけに偏らないことも重要で、捕手が投手の特徴を理解する上では映像や資料だけでなく、性格といった部分も理解する必要がある。
その為、同リーグで対戦経験のある捕手が必ず1人は必要と考えるのが主としてあるようだ。

打順

遊 坂本勇人
左 中村晃
中 柳田悠岐 
右 鈴木誠也 
一 浅村栄斗 
指 村上宗隆
二 菊池涼介
捕 梅野隆太郎
三 高橋周平

クリーンナップはほぼ固定で他の部分は先発投手によって再考の余地があるが、2017年のWBCでは6番打者として打率.417を記録し、チャンスメーカーの役割を果たした坂本勇人を起用。

2番には「打順UT」中村晃を起用し、状況に応じた 打撃をさせるのであれば彼が適任と判断。

菊池涼介は2番での起用でバントや右打ちといったシーンをよく見るが、振り回しながら意外性のある長打が打てるのも魅力で下位打線に置くことで、その打撃の選択肢の広さを活かしたい。

出塁、長打、走力に長けておりNPB最強打者柳田悠岐を3番、2019年のプレミア12で大会MVPに輝き、ポスティングも噂される鈴木誠也を4番、同大会で部類の勝負強さを発揮した浅村栄斗を5番に据え、この3人で打線全体の圧力を増していきたい。

国際大会を勝ち抜くポイント

国際大会ではその殆どが初見の投手で、レギュラーシーズンとはまた違った対応力が必要となってくる。その為、コンタクト力や対直球に優れた打者が重要だと考えている。

「1点の重み」も短期決戦ほどその重さが増す。特に守備面でのミスは致命傷になりかねず、2017WBC準決勝ではサード松田宣浩のファンブルが決勝点となり敗北した。2-1という均衡したスコアであり、そういった試合ほどミスしたほうが負けるとはよく言ったものだ。

日本野球のレベルの高さ

2019年のプレミア12では2009年のWBC以来となる世界一に輝いた。10年ぶりと言うと長いように感じるが、その間でも殆どの大会で上位に食い込んでおり、一昨年ついに悲願を達成した。特に投手力においては、年々出力の高い投手が増えて来ており、短期決戦でそのポテンシャルを発揮する姿を楽しみにしたい。

まとめ

ここまで長々と考察してきましたが、普段もこういったことを頭の中で考えたりしますが、実際に言語化して説明することの難しさを感じました。

そして、24人という制限の中で選手を選ぶのも本当に難しく、「28人だったらなぁ…」と思わずにはいられませんでした。泣く泣く外した選手は数知れず。稲葉監督、めちゃくちゃ大変ですね。

他にも「こんな選手がいますよ!」とか「こんな打順組みました!」など、皆様の中の日本代表があれば、是非コメント欄の方にお寄せ下さい!

東京五輪が開催されるかは分かりませんが、少しでもそんな気分を味わえた方がいたなら幸いです。
私の主観だらけの記事にここまでお付き合い頂きありがとうございました!

被打率 どれだけ打たれたかを示す指標。
    数字が小さいほど優秀。

空振り率 空振りを取れる確率を示したもの。
     数字が高いほど優秀。









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