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大学職員のリアルな仕事内容―ストレスと奮闘の舞台裏

大学職員の仕事内容について考えたことは ありますか?

私は大学職員の面接を30回以上受け 大学職員の採用担当者としての面接 経験もあります

そこで分かったのは 受験者が思い描く 大学職員の姿は様々であり そのほとんどが 大学職員という業界の研究 不足であることが分かっています(経験上)

例えば 面接でこんなことを話す 学生は業界 理解が浅いと判断され落ちる可能性が高いです

「私は大学職員として目の前の 学生に対し、より良い学生ライフを送ってもらうためできることがなにか?常に考えPDCA を重ねて 仕事を行えます。そうすることで、小さいことですが 目の前の学生の満足度があがり、いずれ大学全体の満足度向上、ブランド力向上につながると考えております。」

これは一見普通ですが、私からしたら☓です。

私の大学ですと、まず☓チェックが入ります。それはどんなに優秀な方でもです。

なぜなら、大学職員の仕事内容のほとんどは 学生と面と向かって対応することは少ないということを理解していない 受験者だと勘ぐるからです。

つまりは 給与がいいだけで軽い気持ちで受けてきてる人間だとも評価される可能性が高まってしまいます

これは ごくごく一部の話でこんな話が大学職員 業界には実はたくさんあります。言ってはいけないとは言いませんが 言わない方がいいようなコトがです。

だからこそ大学職員である私自身が 大学職員に転職する人 目線で 仕事内容を解説していきます。

大学職員たちが持つ多彩な役割の陰には、予想以上のプレッシャーや困難が潜んでいます。
これが彼らの日常でのリアルなストーリーです。

大学職員の部署や仕事内容が意外と多岐にわかることが理解いただけると思います。

そしてたくさんの仕事のなかでもマイナーなものまで、紹介してみます。


学務担当者

学務担当者は、カリキュラムの闇に立ち向かっています。

ここのポジションは意外とキャリア採用や、ジョブ型 採用で多いポジション となります。

また他の大学職員から別の大学職員への業界内での転職 ポストとしても有名です。

学生だけじゃなくて 教授との厳しい戦いも たくさんあります。

締め切りとの戦い、急な変更への対応、そして時折の試験期間のカオス。

彼らは教育のフロントラインで戦っているのです。

研究支援担当者

大学 学校法人とはいえ お金が尽きたら潰れてしまいます。

営利企業でもないため 人件費が主な支出にはなるのですが 研究者を抱えているため大学より発展させるため 研究費を多く獲得するというのも大学職員の指名の一つです。

そういう意味では、研究支援担当者は、資金獲得のジャングルで道を切り開いています。

予算の制約、競争激化によるプレッシャー。

彼らの仕事は、光栄な研究の陰に潜む苦労も同様に含まれています。

学生サービス担当

学生サービス担当者は、学生の悩みや苦しみに真摯に向き合っています。

学生と対面する楽しい仕事のように思いますが 実は苦しい 仕事なのです。

心理的なサポート、キャリアの未来への不安。彼らは毎日、生徒の涙と笑顔と共に歩んでいます。

基本的に大学職員に問い合わせをしてくる 学生ということになりますので何かしら 悩みを抱えているケースが多く 理想と現実のギャップが激しい部署でもありますね。

ディバーシティ&インクルージョン担当者

sdgs と言われ出してからこの部署を設けてる大学が結構多いです

そしてこの部署の人材はプロパーではなくて外部から民間企業の経験者を採用する ケースがほとんど。

ディバーシティ&インクルージョン担当者は、多様性を尊重し、全ての学生やスタッフが公平な環境で活躍できるように努めます。

差別のないポリシーの策定、教育プログラムの開発、意識向上のイベントの企画など、社会的な変革を促進する役割を担います。

アート&カルチャー・プログラム担当者

アート&カルチャー・プログラム担当者は、芸術と文化を大学コミュニティに取り込みます。
大学ごとの差別を測るために 特に●●芸大等で、面白い取り組みをしている大学をたくさんあります。
美術展の企画、文学イベントの開催、文化交流プログラムなど、学生やスタッフに豊かな文化体験を提供しつつ、予算や広報に悩むこともあります。


キャンパスセキュリティ担当者

キャンパスセキュリティ担当者は、学生やスタッフの安全を確保するために奮闘します。

よく●●デジタル部という、部署を設けてる大学が増えてきてますね。

人材は数名 しかおりませんので IT 企業からの優秀な転職者を受けて入れてます

セキュリティシステムの管理、緊急事態への対応、予防プログラムの実施など、常にキャンパス全体の安心と安全を担保する責務に携わります。

資産運用担当者

資産運用担当者は、大学の資産や投資を管理し、安定的な経済基盤を築くために尽力します。

大学は大手企業と同じで内部留保はたくさんあります 。

そしてその余ったお金を寝かすことなく運用することでよりお金がお金を生む サイクルを作っています。

投資ポートフォリオの最適化、資産の評価と保守、予算編成など、経済的なバランスとリスク管理の難しさに直面します。

当然、金融機関出身者がこちらの部署に転職してくるケースが多いですね

施設管理担当者

施設管理担当者は、見えないキャンパスの舞台裏で戦っています。

よく アセット管理担当者とも言われたりします。

設備の老朽化、予算の制限、そして常に新たな課題への対処。

彼らが支えるのは、キャンパス全体の無敵な輝きです。

これは大げさではありません。

それぐらいの強い意志や誇りを持ってこの場所の人たちは働いています

キャリアサービス担当者

キャリアサービス担当者は、学生たちが卒業後の進路に自信を持てるように支援します。

一般的に キャリアセンターですね。

職業指導、就職フェアの企画、業界との連携など、学生の将来への第一歩を手助けする一方で、時には厳しい雇用状況への対応や卒業生のキャリアアドバイスに悩むこともあります。

国際交流担当者

国際交流担当者は異文化交流の架け橋となります。

留学生の受け入れや学生の海外交流プログラムの運営、異文化理解の促進など、グローバルな視点を持ちながら、ビザや語学の問題に直面することもあります。

環境サステナビリティ担当者

環境サステナビリティ担当者は、大学が持続可能な環境を築くために奮闘します。

再生可能エネルギーの導入、廃棄物削減プログラム、キャンパスの緑化など、環境への取り組みと予算とのバランスを取る難しさに直面します。

記念 sdgs より出してから 各大学で設けられてる部署ですので 人気の部署にはなります。

メディア・広報担当者

メディア・広報担当者は、大学のイメージを構築し、外部とのコミュニケーションを担当します。
プレスリリースの作成、SNSの管理、危機管理など、常に情報の波にさらされながら、大学の良さを発信する役割を果たします。

これら多岐にわたる仕事分野で、大学職員たちは挑戦に満ちた日々を送っています。

彼らの奮闘こそが、大学を支える不可欠な一部となっています。

大学職員たちは、毒者ニーズに押し潰されそうな時もありますが、その中で学びと成長が生まれています。

ストレスの中で耐え、微笑みで包まれる瞬間。これが大学の舞台裏の真実です。

ここまでで大学職員の仕事内容を複数 紹介してきました

具体的にやってみたい 仕事内容は見つかったでしょうか

私の経験上 大学職員から内定をもらうには 具体的にどの仕事であれば自分が貢献できるのか即戦力として力になるのか 語ることが重要です

そういう意味で 大学職員についての理解を深めておくべきでしょう

私は大学職員の面接を30回以上受けてきました

面接でも節々に大学職員 業界への理解を問う質問が飛んでくる場合があります

そしてその質問に面接官が喜ぶような回答をすることが 大学職員への道 の一つの鍵となります

こちらを 騙されたと思って一度見てみてください。

毎年ここからたくさん大学職員の内定者が出ています!

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