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どんな未来をつくりたいのか - 省察📝Xデザイン学校ビギナーコース#03 質的調査 ビジネスインタビュー

2021年10月5日に第3回のXデザイン学校ビギナーコースの講義を受けた。
今回の講義は19:00~21:30。

過去のもこちらにまとめてます。

今回の講義はなぜか終盤くらいまで要点をよく掴められないまま進んでしまった。
今回の講義で明確になったのだが、どうやらコース全体を通して「企業の事業提案をするコンサルタント」の立場として新規サービスを考えるロールプレイをしていくというスタンスで課題等に取り組んでいくようだ。
おそらく、このスタンスに頭が追いつくのに少し時間がかかっていたのだと思う。

というのも、今まではどちらかというと「自分や自分の所属組織の実現したい世界を実現する」ようなスタンスでコースに挑んでいた。なんというか登場人物としては"ユーザー"と"自分"の2者。
けど、「企業の事業提案をするコンサルタント」ということは「誰かが実現したい世界を実現する」ようなスタンスになる。この場合、登場人物は"ユーザー"と"自分"に加え、"クライアント"も加わり3者になる。
そしてたぶん、後者の考え方が前者でも使える。

講義中はこのスタンスに頭が追いつくのに時間がかかったのだけど、講義後に落ち着いて考えてみると、個人的にはもともと「誰かが実現したい世界を実現する」ようなスタンスというのはすごく関心が高いものだよなあと認識した。
僕は普段、自社のWebサービスの開発でソフトウェアエンジニアをしていることが多いのだけど、その中でも誰かのやりたいことを聞いたり掘り出したりして形にしていくというのは特に楽しかったり得意かもなと感じたりもする。
自分がやりたいこともこういったことなのではないかと思ったりもした。

ビジネスインタビューで重要になってくるのはやはり、その企業が何をしたいのかというところ。ビジネスインタビューでというかサービスデザインで重要になるところ。だと思う。
その企業が、どういう世界を作りたいのか(ビジョン)、なぜその企業がやるのか、誰のためにやるのか(パーパス)といったところ。
ここがないとユーザーの話を聞くにしても、どのユーザーにどんなことを聞けばいいのかが全然定まらない。
だからまずはここを聴くのが重要。
さらに大体の場合クライアントが初めから「こういう未来をつくりたい」とかいうことはないらしい。これをいかに聞き出すか、言語化するのかがというところが問われるのだろう。

講義の後の懇親会が好評なんだよと先生がおっしゃっていた。オンラインになってしまいそれが難しくなってきてるようだ。
Xデザイン学校にサードプレイスを求めたい自分からしてもそのような場は憧れる。
今回は講義の後に残った人で少し雑談が行われた。それは確かにすごく興味深い内容であった。質問をした人は自分の具体的な悩みについて先生から意見をもらえたり、聞いているだけの僕としても普段全然知らないような業界の実態やそこで過ごす悩みなんかが見えてとても興味深い。

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