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文句ばっかりのひと

今からいろいろ書くけど
私も昔はそうだった
だから自分のことは棚に上げて...
ということを自覚したうえで書かせてもらう

そして愚痴を言う人の中には本当に困っている人も
もちろんたくさんいるのだけど
そうではない
あくまでずっと愚痴ばっかり言ってる人の話

仕事のこと
友達のこと
家族のこと
パートナーのこと
何かにつけて文句ばっかり一生言ってる人居ますよね

こういう人の話を聞く時
しばらくは
そっかそっか大変だったね
辛かったねと慰めたり話を聞いたりはするのだが
あまりにもしつこいと私も解決策を提案してみる

でもこういう人たちって決まって

・解決策を提案したりアドバイスをすると
 なにかしらの理由をつけてそれは無理だと言い
 なんなら少し不機嫌にすらなる

・愚痴をかぶせてみると
 こっちの方がしんどいとかという
 謎の張り合いをしてくる

・自分は人に気を遣いすぎる性格で損をしがち
 繊細な性格で傷つきやすい
 と口にする

するとだんだんとこちらも
それはあなたにも原因があるんじゃないか?
アドバイスにはムッとした顔で否定するし
どうしてずっと同じ不満を持っているのに
解決しようとしないんだ?
と疑問を持ってしまう

同じ話・同じ人の話をずっと聞かされるのも
ずっと励ます言葉を探したりするのも疲れる

人は自分ではなく誰かに幸せにしてもらえるもの
幸せは他人から与えてもらうもの
と思っているから
" 人に察して欲しい " 欲が強い

私はこうして欲しかった
察して欲しかったと思っているから
私が逆の立場ならこうできるのに
そう思える自分は視野が広いし気が利く人だと
勘違いしている

ただの押し付けなのにね

自分が思ってるよりも
人が求めているものを人には与えられてない
自分が思ってるほど人に気遣いができる人間じゃない

事実、他力本願で
私を幸せにしてくれるのは他人
求める事を相手がやってくれるのは当然
と思っているから
そんな無限ループの自分の愚痴を聞いてくれている
目の前の相手に対して感謝できない
聞いてもらっているという実感がない

改めて "人に気を遣いすぎる" っていう人って
人に気をつかってるんじゃなくて
人にどう思われるかに気をつかいすぎてるだけで
こう思われたくないあるいはこう思われたい
という像通りに思ってもらえてるかが
気になっているだけ
つまり自分のことを気にしてるだけ

愚痴を聞いてもらったことに対する後悔があるとすれば

「私の話ばっかり聞いてもらって申し訳ない
 愚痴ばっかりで疲れさせてしまったかな」

という気持ちよりも

「おもしろくないって思われたかな
 嫌われたかな、もう会ってもらえないかな」

といった後悔
結局自分の心配ばかり

本当に人への気遣いができる人は
聞いてくれる人がいるという対話において
相手に愚痴ばかり吐くなんてことは
到底できないと思う

大変だね、あなたは悪くないよ
と言って欲しいだけ
肯定されたいだけ
肯定させたいだけ

自分は恵まれていないと思っていて
それは自分じゃなくて周りが悪いと思っている
基本なんでも人のせい
アドバイスなど求めていないのも
今の恵まれていない状況は
自分がどうこうできる問題ではない
あくまで他人のせいでないといけないから

中には愚痴を言う時なぜかドヤ顔で喋る人がいる
ある人に、あるいは今の状況に
俺はこういうところをおかしいと思う
俺はこんなところにも気がつく
俺ならもっとこうできるのに
つまり俺はこいつより優っている
俺は今のこの状況にはふさわしくない人間だ
とアピールしたいだけ
つまり文句をいうことで
それを聞かせて肯定させることで
自分の自己肯定感を高めようとしている

だから何も自分から解決しようとはしない
運良く偶然解決しても次の不満がでてくる
むしろ不満を垂れてないと自分を保てないから
常に不満を探し続けているまである

ここでもまた
結局自分に自信がないこと
自分を自分で肯定してあげられないから
という結論に至る....こればっかりだな

自己肯定感が低いというのは
自分も苦しめるだけではなくて
周りの人も巻き込むことがある
悲しいですね

大切な人の話なら
思った事をそのまま伝えたりしながら
寄り添いたいしたくさん話も聞きたい
私の言葉で相手が自己肯定感を高められるのなら
とても嬉しいと思う

でもそうでもない相手のこんな話付き合ってられない
対応としては
そういう人とは距離をとる
職場の上司など離れられない人の場合
さーーーーっと全部聞き流す
この2択

そしてここまで書いてきたこういう事を
夫や友人にしてしまっていた事に
ここ数年でやっと気づいた
きっとみんなしんどかっただろうなぁ...申し訳ない

それでも一緒に居てくれる夫や友人には
感謝してもしきれない、頭があがらない
本当、まだまだ未熟な人間ですわ

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