疲れた体に 鞭打ちながら 進展の無い デートを繰り返し 今後の展開など 考えることなく 蛇行する流れに 身を任せる
次から次へと 新しいことへ挑戦する yumi 久しぶりのデートでも 尽きない好奇心と 冒険心に圧倒され 自分も その好奇心の一つかと 暗中模索してみる
味わいたくない これ以上の苦痛 悩むくらいなら けりを付けたい その焦りが 二人に迷惑をかける
asukaへの想いが 募るなか yumiからのメールが 送られる 最近会いに来ないし メールも減ったねと それで会いに行けば 普段どおりであり 進展することもない こちらから 何も言わない限り 言えば 終わることだけ 予想される
突然の asukaの言動に 心動かされ 自分のスタンスを見失う yumiとasukaの存在が 入れ替わる時間 若しくは 全てを捨て去る時間
店が暇だと 営業メール 最近 yumiから 送られてくるメール 会いに行っても 穏やかで よく話す 何を考えているのか
意外に送られてきた yumiからのメール 確かめるように asukaへメールを送り 返事がすぐに返る 新鮮というより 本当は一番欲しかったもの かもしれない 今からそれを見極める
週末連絡を 遠慮しているasukaに こちらから連絡をとる asukaにも 制約があるにも 関わらず 素直な返事 今までの ギャップに 次から次へと 驚かされる
律儀にも 昨日のお礼 当たり前のこと ただ yumiにはない この状況なだけに 新鮮に感じ 心が揺らぐ 飾らぬyumiと 気配りのasuka
初めて飲みに行き 互いのことを話す 意外にも 充実した時間 あらためて気付く yumiに対して 無理していること ただ asukaも まだ猫をかぶっていること
彼氏のことを 引きずりながら 店に行く yumiの気持ちを 探りながら 普段どおりの会話 やりきれなさを 感じながら 精一杯の キスを交わす
以前にまして訪れる 激しい 感情の波という名の病 他人を偽り続け 自分を偽り続け 全てを投げ出す ことさえもできず 付き合っていく 自信さえも無い
ひたすら 飲むしかなく 盛り上げ役に 徹しながら 周りとkiyoを 気にしながら こっそりと 抜け出す
誕生パーティーに 招待されたが また悪化しだした 心の病 今日だけは 感情を抑える自信がなく 何事も起こらぬよう 祈るばかり
彼氏の発覚以来 遅くなりながらも メールの返事が 必ず来る 変わりつつある 状況に困惑し 次の会話に なかなか 踏み切れない
kiyoの押し付けとは 裏腹に 遊びにこないかと asukaの営業メール yumiのことが 気になりつつも 承諾している自分