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【アスペクト】オポジションについて

天体が180度の角度をとり、真っ向から向かい合っているものがオポジションです。ハードアスペクトに分類されますが、それはなぜかというと激しい葛藤を生むからです。

オポジションの配置を持つ方は、相反する二つの性質を「統合していく」ことが人生の課題としてのぼってきます。

向かい合わせにある星座は、ポラリティの性質(活動・柔軟・固定)は同じです。
エレメントは火と風、水と土の組み合わせになりますので、一見相性が良さそうですが、なぜ葛藤を生むのでしょうか?

それは、アプローチの仕方が異なるからです。目的が同じであるという相性の良さが、逆に強い葛藤を引き起こす原因になる感じ。

これ理解するの難しくないですか?
風は火を煽るから相性が良いんじゃないの、から抜け出すのにめちゃくちゃ時間かかりました、私。

オポジションというのは、真向かいに座っている相手との関係です。
緊張しやすい状況です。真正面にいる相手の存在を気にしないというのは不可能に近く、じっと見つめられたなら尚更です。
一挙手一投足を見られているような気分になり、相手が一体何を言うてくるのかヒヤヒヤ。だけど、話が噛み合えば大きな力となります。
それまで時間がかかるかもしれませんが、じっくり、お互いの強みと欠点に向かい合っていくのです。

オポジションというのは、こういった状況だと言えます。

どちらがどのように働きかけるかは、天体のバランスにもよります。

牡羊座の太陽に天秤座の土星がオポジションならば
どんどん進んでいきたい、周りを気にせずに自己表現していくことがアイデンティティとなっているところに、もっと周りを見ろー!という土星先生が立ち憚る感じ。自分のことしか考えてないのか君はー!みたいな説教が目に浮かびます。

そういう葛藤を、自分の中に持ち合わせている。

それぞれ、間違っているわけではないのです。折り合いをつけて、それぞれが満たされる第三の道を考えるとか、新しい方法を手に入れるとか、していくべきものが、「オポジションの持つ葛藤の統合」です。


一つ一つ見ていきたいと思います。


牡羊座と天秤座

ともに活動宮です。
突っ走りたい牡羊座と周りとの協調に重きを置く天秤座では、行動が変わってきます。自分を押し出していくことと、他者に合わせていくこととの間で悩みを抱えがち。バランスが取れていない時は、周りの目を気にしすぎる、自分らしく振る舞えない、人にばっかり合わせちゃう、といった現実にぶつかります。
周りの人間を通して自分を知っていくこと、自分らしいあり方を考え続けること、そうして自信と向き合った先に、ベストバランスを見出し、適度に自分の意見を主張しながら周りと協調できるようになります。

牡牛座と蠍座

ともに固定宮です。
目に見えるものとして置いておきたい牡牛座に対して、蠍座は精神的なものを大切にします。受け取ることと生み出すことは相反しますが、それは受け継ぎ、繋いでいくということです。つまり、循環しているということ。生み出してばかりでは、続いていきません。受け取ってもらえてこそ、進化していきます。
物質と精神を統合することは真の豊かさへとつながります。

双子座と射手座

ともに柔軟宮です。
この二つは、オポジションの組み合わせの中では一番葛藤が少ないように感じます。どちらも学びや旅といったことを象徴する星座ですが、
「近場でも知らないことたくさんあるから、近くを制覇しよう」という双子座と
「遠くへ遠くへ行きたい」という射手座。
こういった意識が統合されると、膨大な知識を網羅することができます。難しい知識を大衆に分かりやすく話すことができるような、言葉を自由に操り伝導していくような活躍をしたりしそうです。

蟹座と山羊座

活動宮の組み合わせに戻ります。
身内をすごく大事にしたい蟹座と、社会的な立場を重んじる山羊座。家庭か仕事かといったテーマは、誰しも揺らぐことのありそうな永遠のテーマですが、このオポジションはそういった葛藤が強調されます。社会で具体的な成果も出したいし家族も大事にしたい。愛を持ってビジネスを育てていく、家庭での営みそのものが仕事とつながるということに繋がりそうな気がします。

獅子座と水瓶座

固定宮です。
私が最強な獅子座とみんなで使えるようにしたい水瓶座の意識がぶつかります。
個人的には、この星座同士も統合されやすいように思います。どちらも個性的な星座ですし、オンリーワンであることが大切。固定宮同士の組み合わせなので、慎重ではありますが、常に一歩先へ、未来へ、意識が向いています。
個人の輝きを社会貢献へと繋げていく。めちゃくちゃクリエイティブに社会改革していく力強さを感じます。

乙女座と魚座

乙女座と魚座で6パターンの組み合わせが終わります。柔軟宮です。
細かいところを気にしたい乙女座と細かいところは気にしない魚座って感じですかね。牡牛と蠍と同じく、物質と精神の間で葛藤のある組み合わせです。
現実的な乙女座と、目に見えない世界との親和性が高い魚座ですが、現実と精神世界は別のものではなく、繋がっています。
目に見えない領域を蔑ろにすると、毎日をすり減らすことになるような感覚を味わったことのある方は多いかもしれません。
内面の豊かさと現実のつながりを知ることが、サインの統合へとつながります。


終わりに

どうでしょうか。アスペクトマジで難しいよね。何回も言うけどさ。
でも一つ一つ理解して積み上げていくしかないと思う。
一つ理解すると必ず次に進みます。オポジションがある方は自分の中での「統合のテーマ」をぜひ探してみてください。
実例教えて欲しいので気軽にコメントとかいただけると喜びます。

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