ナイチンゲールの凄さ


最近、ナイチンゲールが看護師をしていたのは2年半しか無かったという事実を知り、とてもびっくりしています。

ナイチンゲールといえば『看護覚え書』
学生の時に買わされ、結局あまり読んだことがなかったなぁ。

でも今職場でナイチンゲールの名言を掲示しているのをよく目にします。
なぜ2年半程度しか看護師をしていなかったのに、こんなにも看護の世界で賞賛されているのか。(もう既に私の方が経験年数上じゃん)。
ナイチンゲールの経歴や人物については貼ったリンクを参照するとよく分かるので割愛します。

当時の看護師という職業はあまり良いものでは無かったようです。
裕福な家庭で英才教育を受けて育ったナイチンゲールは、数学や歴史が得意であったり、本が好きで幅広い知識を持っていたとか。
今自分が看護師をしていて思うのは、「看護学校の教育だけじゃ足りん…!」
看護学校では確かに看護の技術や、解剖生理学、疾患の知識を学びます。実習もかなりキツいです。国家試験も受けます。でも現場じゃその知識では圧倒的にやっていけない…!!

ナイチンゲールに戻りますが、ナイチンゲールがなぜ功績を残せたのか。
私が思うに、ナイチンゲールには「人に寄り添う余裕」と「組織改革のための知識」があったのではないかと思います。

ナイチンゲールは、看護の方法を教えるだけでなく、病院の管理や看護師の指導ができる看護師育成を目指した学校を設立しています。
ナイチンゲールが看護の世界でやってのけた組織改革というのは、もしかして一般企業でも必要なものなのでは、、、?
それを必要としている企業(病院)の範囲が世界中あったことからこんなにナイチンゲールが賞賛されているのかもしれないな、と思いました。

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