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第15章 日本に帰国まで-カメラマンがバニラ農園と出会う物語【最終】-

いよいよニューカレドニア滞在最終日となりました。

今回、前回訪問したファームにも行く予定でした。
詳しくは過去のNoteより。

マリージョー農園は今回行けませんでした。
理由は2つあります。

1つは農園の付近が線状降水帯の雨の影響で橋が危険な状態だから来ない方がいいと先方から連絡があったこと。あとは距離が新潟から福島の郡山市くらいに離れているので、リフから朝帰ってきてそのまま向かう。というのは日帰りは体力的にもキツかったこと。

2つ目はリフで色々とバニラ農園を見てきた中で、本当に手間暇をかけるものだと感じました。
花が付けば朝方だろうと花が枯れるまでに人の手で受粉をさせないといけない。
加工も丹念に天日干しをしないといけない。

共働きである彼らにそれができるであろうか。

はじめはクラウドファンディングで農園応援という形で企画を考えていたが、支援をしてもらった人に対して彼らが責任持ってバニラを育てられるかどうか。難しいかなと通訳の人とも話していました。

しかし、今回お土産も持ってきていたので、今回マリージョさんの妹であるエマさんにお会いして、彼女から渡してもらうことにしました。

エマさん 
PENTAX645Dで撮影

マリージョさんも私にお土産を用意してくれていたとのこと。
次回ニューカレドニアに来た時に農園支援はできないけれども、繋いでもらったご縁を大切に、また訪問したいと思うのでその時に有り難く頂きたいと思う。
彼のご主人が働く国立公園も見てみたいですし。

そんなわけで最終日は通訳の安藤さんのお家でエマさんを呼んでホームパーティしました。

スーパーに買い出しに行き、その時に出店していたチキン屋さん。

本当に美味しかった
夫婦二人でキッチンカーで国内移動しているそう
ソースも自慢のようでとても美味しかった
食事ができる前にエマさんにもお土産

新潟のケーキ屋さんの焼き菓子と、以前撮影したエマさんの写真をプリントしたものを写真立てに入れてプレゼントした。

ここに来る前の目的は希少種バニラの持ち帰りと、屋根をつけたいという農園のクラウドファンディングを行うための準備・素材撮り。

どちらも果たせなかったわけだが、
パトリックさんの農園視察は日本に持ち帰って良い話で進めることができそうなので旅の収穫があってとにかく安心した。

帰りの飛行機は日付変わって深夜1時。
安藤さん夫妻に21時頃に空港に送ってもらい。
本当にこの1週間色々ありましたが、ありがとうございました。
とここでお別れ。

オンラインチェックインは本当に便利ですね。
あんな長い行列に並ばずとも、誰も並んでいないカウンターで荷物を預けるだけ。
座席の指定もスマホからできるし。とても便利。

今回、これが本当に良かった。

これ。NEEWERというメーカーのキャリーカメラバッグなんだけど。
本当に良かった。
何が良いって、まず大容量。
この中に中判デジタル2台に中判交換レンズ2本、ストロボ2灯、ワイヤレスコマンダー2個、ドローン、各々のバッテリーが全て入ってるのよ。
ロゴの下にもファスナーあるけど、ここにはMacbook Pro16インチが入ってる。

そしてこのサイズなら飛行機の棚に余裕で入る。
ただ日本国内移動する時は特に高速バスなどは車内の棚に当然ながら入らないので膝の上で抱えることになるので注意。
勇気ある人はバスの預け荷物で預けても良いが、結構振動もあるからカメラが入ったキャリーケースを預けるのはオススメできない・・・

スーツケースと一緒に持って移動するときは2台キャリーだと邪魔になるので、そんな時はリュック仕様に変えれる。
スーツケースがない時は写真のようにキャリーになるので大変便利だった。

Amazonで約22,000円とコスパも良かった。

あとニューカレドニアから日本に帰る時は深夜のフライトなので帰りは殆ど機内映画は観なかった。疲れててそんな気分でもなかったし。

なので観たい映画などがある時は日本からの出発の便で全部観てしまおう。
行きも帰りも同じ内容なので。

それと、ニューカレドニアの物価は正直高いです。
往復の航空券こそ今回74,000で直行は安いなと思うが、大体ヌメアの観光地でお腹いっぱいにランチすると平均して1人3,500フランから。日本円にして4,594円となる。(2023.10.03現在のレート)

ご参考いただけたらと思う。

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