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カメラの話 その2



私は28〜31歳の間、韓国で働いていました。
ちょうど31歳くらいの時に仕事を辞め、帰国してのんびりしている時に、
当時使っていたα6000で撮った写真を見返していた。

韓国のヨス駅の前にて

本当にただの記録写真的に撮っていたので、ただただ眺めていた。
でも何かこう、確かに画質は良いかもしれないがスマホで撮った写真とそんなに変わらないな…と思った。

もっと良いカメラを使ったら変わるのかな

その時は本当にふと思ったことでした。
しかしそれから気になり始め、色々と調べて行くと自分の知らないカメラの世界が広がった。今までプログラムオートで撮っていたが、F値、スピードシャッター、色々な設定値を変えることで変わる仕上がり。

勿論今のAPS-Cでも同じことはできたが、当時の私は全く気がついていなかった。自分のα6000でも同じ設定で撮影できることを。

でも今となっては知らない方が良かったかもしれない。
センサーサイズの違いも、後になって知った。
フルサイズを買ってしまえば、後戻りもできなかった。

α6000は地元の友達に格安で売った。彼は子供の撮影に使っているようだ。

そして私が悩みに悩んで買った初めてのフルサイズミラーレスカメラは当時の最新機であるソニーのα7Riiiである。
カメラの素人が、いきなりの高画素機。
まさに宝の持ち腐れである。


α7Riii +2470GM

使いこなせなかったらすぐに売ろう。
そう決めて、大枚をはたいた。

写真に写ってるレンズは2470GMレンズだが、これは去年か一昨年くらいに購入した時の写真。

一番初めに買ったレンズは24-105mmF4の、これまた当時人気だったレンズ。
一番初め、カメラのこともかじったくらいしか知識のなかった私は、とりあえず最新もの。とりあえず人気のある評価が高いものを買っておけば問題ないという浅はかな考えだった。

だが、評判が良いと言うのは嘘ではなく、素晴らしいカメラ。素晴らしい描写に感動した覚えがある。

富山県 黒部アルペンルートの室堂にて


ロンドンブリッジにて

昔の写真で元データを保有してなかったので以前SNSにアップしたもののスクショとなるため画像が荒くすみません。

レンズ沼に陥る

その後、カメラもα9、α7Siiiと揃え、同時にレンズ沼にも陥りました。
レンズは数え切れないほど色々買って試したりしたので割愛しますが。
最終的に今年の9月に売却するまでに落ち着いたのが、
SEL2470GM2
SEL70-200GM2
SEL135GM
batis18
viltrox16
だった。どれも本当に良いレンズで特にViltroxはコスパ最高でした。
ある意味怖い時代になったなと痛感したレンズです。

ちなみに上に掲載した天の川の写真はヘリアー40mmというまたマニアックな沈胴式レンズで撮り、ロンドンブリッジの写真は24-105の最広角で撮影しました。どちらも本体はα7Riiiです。

33歳の頃、カメラマンのマッチングサイトに登録し、ようやくここから撮影をしてお金をいただくお仕事を始めました。主に家族写真や前撮りなど。
お金をいただく以上、プレッシャーも今でもありますが、依頼者にとっての人生の記念になるお手伝いが出来、改めて写真っていいなと今でも思います。
同時に企業からのHP用の撮影、結婚式での式場カメラマンなどもさせていただきました。

写真掲載許可をいただいているお写真は、今後ご紹介させていただきます。


Next…カメラ好きは、フィルムの世界にも飛び込みます。

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