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第11章 ヌメアからリフ島へ-カメラマンがバニラ農園と出会う物語⑤-

朝5時半。
まだ辺りはうっすらと暗い。
ヌメアは今季節的には冬に近いようで10月後半から夏のように暑くなるとのこと。
気温は20度くらいか。少し肌寒いかなと感じるが新潟雪国育ちの私にとっては全然過ごしやすい。

荷物を車に積んで、マジェンタ空港に。
ちなみに国際線の空港はトントゥッタ国際空港で、国内線はマジェンタ空港に分けられている。

メールも確認。
・・・よし、キャンセル通知もない。
無事に飛行機は出るようだ。

マジェンタ空港 カフェとお土産屋さんが並ぶ

オンラインチェックインも済ませてあったので荷物を預ける。
カメラバッグが予想以上に重かったようだ。
軽くしろということだったので中身を抜いて調整。
以前来た時はミラーレス2台にレンズ複数でも手荷物クリアしたけど、今回は中判デジタル2台に重いレンズ複数。
やっぱり引っかかるか・・・

時刻は6時50分。
出発は7:20なのであとは飛行機が来るのを待つだけ。

のハズだったのだが、遅れるアナウンス。
係員からもいつ出発になるか分からないから一旦出て。
ということでまた空港ロビーに戻される。
一体何があったというのか。

出発ロビーに戻る際に撮った外の景色が美しかった

いずれにせよ、いつ乗れるか分からない飛行機をひたすら待つ。
早朝ともあって、眠くもなりテンションも下がる。
日程変更からなかなか上手くいかないなとも思いつつ、ようやく再開のアナウンス。

2回目の手荷物検査

キャンセルにならなかっただけマシか。
ポジティブに考え再度手荷物検査に。

朝日が出てきた。

時刻は8時手前。大体1時間遅れか。
リフはイルデパンのように日本人などが来るような観光産業でもないため、ごく一部のマリンスポーツを楽しむ外国人とリフ島民の搭乗者が大半だ。

フライトは約1時間 
上空からのリフ
道は1本道がほとんど。
覆い尽くすほどの森林

本当に木がたくさん。
バニラの生産でも有名なリフですが、サンダルウッドの木も豊富にあり、石鹸や化粧水も有名とのこと。

リフのエアポート。
建物が可愛い


予約していたレンタカーを取りに行く

レンタカーは2日間借りて12,000フラン。日本円にして約18,000円くらいだった。もちろんこれよりグレードが下のもある。
リフは上空写真見ていただいたように、車がなければ何もできない。
空港前にもタクシーらしきものはなかったので、個人で行くならホテルまでのバスか、レンタカーを勧める。

美しい青い海
ヤシの木と青い海って本当絵になる

ということで、これから以前1月に訪問したバニラ農園さんに行き再開を果たす。

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