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【03/03】マルタに恋した日。



マルタ初日。日本時間3月2日(土)に出発して、マルタ時間3日(日)の8:30過ぎに到着。

飛行機から街並みを見下ろしている時から、すでに「マルタに来て正解だった」なんて思っていた。


landing cardの提出もないし、入国審査手前にフリーのペットボトルの水置いてあるし、入国審査自体何事も聞かれず終わったし、早くもマルタのフリーダムさを感じてた気がする。そういえば、同じ送迎バスに乗った日本人女子が「マルタのトイレはそこそこ綺麗かも」なんて空港チェックして言ってたのも安心要素だった。


学校に着いて、寮のチェックインまで約4時間ほど。そのへんを散策しようということで外に出たはいいものの、一歩歩くほどに「え、やばい、お家が可愛すぎる!」と目移りが激しい。


マルタの家は全部横に連なっていて、屋根は平べったく、今思えば壁の色自体は薄黄色みたいな淡い色が多くて単調。それでも可愛くラウンドした窓の柵にちょっと古びた出窓だとか、ウッド調の玄関だとか、ポストだとか、そういうディティールにいちいち感動した。


マルタに着いて最初に食べたのは、伝統おやつのパスティッツィ。マルタのことなんて全く調べてなかったわたしが唯一予備知識として知っていたそのおやつをみんなで無心で食べた。3種類の味を3人で分けたけど、わたしが選んだピーツだかビーツが1番脂っこくなくてでもジューシーで美味しかったのはここだけの話。笑




そのまま海沿いを撮りながら歩き、たったの15分ほどで着くはずの場所まで気がつけば2時間以上。

実はわたしが出発する少し前に、マルタはひどい嵐みたいな週末があった。その時海の魚が陸に打ち上げられるくらいには荒れていた様子をSNSで見ていた。

でも初めて見たマルタの海はとてもとても穏やかだった。それはもう、そんなことがあったなんて微塵も感じさせないくらいに。穏やかで、カラフルで、可愛すぎて、それこそ「うわぁ〜、海だ!」と感動せずにはいられなかった。

マルタに恋した日の、恋した景色。


2ヶ月の滞在中、何度この前の道を通ったことか。

周りには美味しいレストランがたくさんあるし、散歩では必ず通るし、ただそこにいるだけでもいい。日が落ちるまでここに居座って釣りをするおじいちゃんを眺めたり、モデハンをしたりしたのもいい思い出。

あぁ、あのおじいちゃん。今日もいつも通り釣りをしているのかな。



【ZINE風・写真日記『MALTA』】も見てもらえると嬉しいです


いつか、ライフスタイル本が出せたらいいな、なんてゆるく思っています。ひとまず今はコラム作りを頑張ります。サポートしてただいた際は、私の知識が本1冊分増えます。