きいつ

日々感じた事や映画・アニメの感想など 書きたい事を書いていきます

きいつ

日々感じた事や映画・アニメの感想など 書きたい事を書いていきます

最近の記事

映画館で腹が立った話

突然思い出した。 6年ほど前の話。 僕はよく映画館に行くので、マナーのなっていない人にもよく出くわす。 でも僕はそういう人をあまり気にしない。 よっぽど鑑賞の妨げにならない限りイライラすることはそうない。 飲食の音がうるさいだとか、上映開始後に入ってくるなだとか そういう細かいことに怒る人は多いけど、僕は全然なんとも思わない。 そんなの仕方ないことだし。 ただ、時々イラっとすることもある。 6年前、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」が公開された。 僕はこの作品を

    • 映画「オッペンハイマー」感想 善悪とかの話ではない

      映画「オッペンハイマー」観てきました。 クリストファー・ノーラン監督の最新作ということで楽しみにしていた作品。 いろいろあって日本での公開はかなり遅れましたね。 賛否両論様々な感想があるようですが、どんな作品なのか実際に自分の目で確かめてきた。 ノーラン的エンタメ まずはじめに言いたいのは この作品、映画としてはめっちゃ面白かった。 とは言え、良くも悪くもノーラン監督らしい映画で、観る人を選ぶ作品ではある。 簡単に言えば難解な映画。 気を抜けば置いてけぼりを食らう。 鑑

      • 知ってるからつまらないものと、知っているけど面白いもの

        僕は映画や漫画などの作品に触れた時、つまらないなと思うことがしばしばある。 世間では大ヒットの人気作品でも、全く自分には刺さらないなんてことも多い。 大人気の「鬼滅の刃」も個人的にはそこまで面白いものとは思えなかった。 近年のヒット映画で言えば、実写「東京リベンジャーズ」や「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」なんかも世間が騒いでいるほど評価の高い作品には感じなかったかな。 で、noteでたまたまこんな記事を読んだ。 この記事を読んですごく納得した。 僕は「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を

        • 趣味が同じだから気が合うとは限らない

          よく同じ趣味を持った友達が欲しいとか、恋人は趣味が同じ人がいいとか言うけれど 趣味が同じだからと言って、その人と相性もいいとは限らないなと思った。 趣味は同じだが真逆 僕がX(Twitter)で相互フォローしている人がいる。 自分からフォローしたのか相手にフォローされたのかは覚えていない。 彼とは全く交流はないが、よくタイムラインにその人の映画や漫画などの感想が流れてくる。 彼と僕とは趣味趣向が似ていて、お互い映画や漫画が好きで特にホラーやマイナーな作品を好んでいる。

        映画館で腹が立った話

          映画「ゴジラxコング 新たなる帝国」感想 言葉無くとも面白い

          「ゴジラxコング 新たなる帝国」観てきました。 ハリウッド版のゴジラシリーズは欠かさず映画館まで観に行っているほど好き。 今作もとても楽しみにしていました。 そして、期待どおりの面白さ。 大満足。 ストーリーについて 本作のストーリーはめっちゃ薄っぺらい。 そして、やっていることはいつもと同じ。 ゴジラとコングの前に新たな敵が現れ、その敵をやっつける。 ただそれだけのこと。 人間パートのドラマは特に薄い。 申し訳程度に一応人間のドラマが描かれているはいるが、大して心に刺

          映画「ゴジラxコング 新たなる帝国」感想 言葉無くとも面白い

          「鬼滅の刃」から感じる息苦しさ

          今さらだけど「鬼滅の刃」の話をする。 漫画、アニメ共に大ヒットしたこの作品。 僕も「鬼滅の刃」は嫌いではない。 漫画は簡潔にまとまっておりテンポよく読め、とても楽しむことができたし アニメの方はクオリティが高く、激しいアクションシーンにはシビれさせられた。 人気が出る作品というのは十分に理解できる。 しかし、僕はこの作品にはどうも息苦しさを感じてしまう。 「鬼滅の刃」に触れ感動したという人は沢山いるだろうが、僕は感動どころかしんどさを感じる。 この作品はすごくしんどい。

          「鬼滅の刃」から感じる息苦しさ

          “上手い”ってなんだろう?

          前回「“上手い”ってそんなに重要なのか?」という記事を書いた。 そして、この記事にこんなコメントを頂いた。 この方の意見はごもっともで、上手さを極めた上に個性も発揮している人はたくさんいる。 この方が挙げている鳥山明は、上手いだけでなく個性的で唯一無二の漫画家だと思う。 ただ僕が言いたかったのは、上手いから個性が無くなると言うよりは 上手さに執着しすぎることで、自分の個性を見失ってしまうのではないか? と言うことだ。 僕の文章が稚拙で上手く伝わらなかったのだと思う。

          “上手い”ってなんだろう?

          “上手い”ってそんなに重要なのか?

          僕が子供の頃は絵が上手いと誉められる事が多かった。 だから絵を描くことが好きになり、それが自信になり、さらに絵が上手くなりたいと思うようになった。 美術を学べる大学に進学しそこで鍛練を積み、他の人よりは絵の上手い人間になることができたと思う。 しかし、だからこそ疑問が生まれた。 大学で自分よりはるかに絵が上手い人たちに出会い、軒並みそんな人たちが絵とは全く関係ない人生を送っているのを目の当たりにして思う。 絵が上手いってなんか意味があるのか? “上手い”ってなんだ 世の中

          “上手い”ってそんなに重要なのか?

          映画館は笑いづらい

          映画館はどうも笑いづらい。 心の中で面白いと思っていても、なかなかそれを表に出せない。 どんなに笑えるコメディ映画であっても劇場が静まり返っているなんてことはよくあることだ。 なぜ映画館が笑いづらいのか考えてみた。 2000円も払っている場所だから 今や映画館の料金は2000円にまでなった。 2000円は結構な値段だと思う。 2000円もあればそれなりに良いものを食べれる。 それだけのお金を払っているんだから真剣に観なければならないと思ってしまう。 映画と真剣に向き合わね

          映画館は笑いづらい

          映画「ゴーストバスターズ フローズン・サマー」感想 続編を作る必要あったのか?

          映画「ゴーストバスターズ フローズン・サマー」観ました。 ゴーストバスターズシリーズの最新作ということで観てきました。 わざわざ続編作る必要あるのか? と、公開前から思っていたけど まあゴーストバスターズだからとりあえず観てきたって感じかな。 それなりに楽しめる 本作は単純なストーリーだし派手なシーンもそこそこあるので、それなりに楽しめる映画ではある。 前作の「ゴーストバスターズ アフターライフ」と同じく、ゴーストバスターズらしい要素が多く、80年代2作のファンに対するサ

          映画「ゴーストバスターズ フローズン・サマー」感想 続編を作る必要あったのか?

          映画「変な家」感想 ホラーに舵を切ってる

          映画「変な家」観ました。 人気小説の実写映画化。 もともとはYouTubeの動画だったものを、動画配信者自らが物語を加筆し書籍化したものとのこと。 以前、小説を読み面白かったので本作も興味が湧いたので観てきました。 正直言うと、思っていたのと違う映画だったな… という印象。 個人的にはあまり面白くなかったかな…。 原作に忠実な前半 物語の始まりから中盤あたりまでは原作通りに進んでいく。 多少の改編はありつつも大筋は原作と同じ。 カットされている要素も多かったけど、分かり

          映画「変な家」感想 ホラーに舵を切ってる

          アカデミー賞に興味がない

          この時期になるとアカデミー賞が話題になる。 今年は日本の作品「ゴジラ-1.0」「君たちはどう生きるか」が受賞したそうだ。 ハリウッドだけでなく日本アカデミー賞なんてものもある。 その度に、どの作品が受賞しただとか誰が受賞しただとかみんな騒ぎ出す。 今年は本場のアカデミー賞で日本の作品が受賞した事もあり、より大騒ぎだろう。 そんな世間と反して僕は全くアカデミー賞に興味がない。 映画は大好きだがアカデミー賞には全く興味がないのだ。 僕のアカデミー賞の印象は 映画業界の人たちが

          アカデミー賞に興味がない

          「ボーはおそれている」観てきました。 まるで悪夢を見ているような感覚になった。 正直、意味のわからない部分は多いけど、こういう抽象的な作品はとても好き。

          「ボーはおそれている」観てきました。 まるで悪夢を見ているような感覚になった。 正直、意味のわからない部分は多いけど、こういう抽象的な作品はとても好き。

          ポケモンバトルは人生を表す

          ここ最近、僕は「ポケットモンスター バイオレット」プレイしている。 僕が子供の頃は初代の「ポケットモンスター 赤・緑」がブームになり、僕も当時はどっぷりハマっていた。 その後はやっている作品もあればやってない作品もあったが、今回のバイオレットで再びポケモンにハマっている。 ポケモンの魅力と言えば、やはり通信対戦ではないだろうか。 僕が子供の頃は、公園に友達とゲームボーイを持ちより通信ケーブルを繋げて対戦していたが 現在はインターネットを経由して全世界の人たちといつでもどこで

          ポケモンバトルは人生を表す

          アニメ映画の上映回数多すぎ問題

          映画館の上映スケジュールを見ていて思う。 さすがにアニメ映画の上映回数が多すぎないか。 僕がよく行くTOHOシネマズなんばでは、現在「劇場版ハイキュー!!」が1日に17回も上映されている。 他には鬼滅の刃(総集編的なやつ)、ガンダムSEED、SPY×FAMILYなど公開日から日にちが経っている作品もいまだに根強く上映されている。 もちろんこれらの作品も公開当初はかなりの数の上映回数だった。 過去には「鬼滅の刃 無限列車編」「すずめの戸締まり」なども相当な上映回数だった記憶

          アニメ映画の上映回数多すぎ問題

          映画「バタフライ・エフェクト」から学んだ、人生は思いどおりに行かないが変えることはできる

          好きな映画はたくさんあるけど、その中でも特に自分にとって大切な作品が何本がある。 その一つが「バタフライ・エフェクト」という作品。 単純に面白い作品というのもあるけども この作品から人生の学びを与えてもらい、とても好きな作品になった。 名作と言われている作品でもあるので、知ってる人も多いかと思う。 今回はそんな「バタフライ・エフェクト」から僕が学んだことを綴っていく。 この先は物語の核心に迫ることも書くのでネタバレあり。 「バタフライ・エフェクト」とは 日本では2005

          映画「バタフライ・エフェクト」から学んだ、人生は思いどおりに行かないが変えることはできる