見出し画像

コインの裏表から兆しを読むとは

そもそも、コインの裏表で、目指す状況への現在地を確認するって
どういうこと?

コインは道具。
そのものに霊的な、神秘的な何かが宿ってる、なんてことは、ありません。その日、お財布に入っているコインを使用頂いて構わないんです。
(きよまつ は、楽しかった旅先の国のコインを使っています)


用意するのはコイン3枚と質問

相談者の方にして頂くのは
聞きたいことを頭に浮かべ
コイン3枚を両手で包み振りまぜ
よいと思うタイミングで、
両手を離しコインを振り落とすことを6回

これだけです。

歴史や哲学っぽいこと

コインの表裏は「陰陽」をあらわします。
陰と陽は、対立するように思えるかもしれませんが、決してそうではなく、常に循環しています。

卍易は、断易(五行易)の一流派で、古代中国・漢の時代に端緒を持つ象徴易の一種です。諸国勃興の戦国時代も今も、国の為政者や経営者が、参謀/ブレーンとして占術家を頼る話は、最近の映画にもありましたね。
*易の種類や変遷についてはまたいずれ(これの記事が必要だと調べ始めたのも、記事の公開が亀の歩みになった理由のひとつ)。

コインの裏表から「陰陽」の状態を読みとり、さらにそこへ、
その日の暦と結びついた「五行」のエネルギー状態を掛け合わせます。

コインの陰陽×その日の五行エネルギー

この2つを掛け合わせて、目指す状況に対する、現在地を読み取っていきます。
「五行」とは万物の元素の象徴[木・火・土・金・水」(もっかどごんすい)、「陰陽五行」は、薬膳料理や漢方薬局で必ずと言って良いほど見かけ、心身の健康をつかさどる薬膳や漢方の考え方の幹となっています。

本題に戻って、コインを振り[立卦=りっか]、その結果=「卦」を書き出したシート[納甲=なっこう]は、漢字オンリーで日常では使わない言葉ばかり。
暗号のような、これが目指す状況への現在地をあらわす地図です。

近いのか、遠いのか
このまま進めばいけばよいか、替える必要があるか
後押しはあるのか、それはどこから来るのか
阻む要因はあるのか、それは何か
願いは心から望んでいることなのか
そもそも自分は元気なのか etc.

卍易(断易)の大きな特徴は

目指す状況に対する現在地の吉凶がハッキリでること

こう書くと、白黒はっきり、ゼロか100か、みたいですが、
それだけじゃないです。
繊細なグラデーションも現れ、時には現時点では表面化していないこと、
自分でも気が付いていないこと、うすうす分かっているけど蓋をしていたことが示される場合もあります。

「吉」が出たときは、さらに底上げを講じ、
「凶」が出た時は、その理由をひもとき、対処法として
具体的な行動と風水処方をお伝えします。

卦に現れる「陰陽五行」の「五行(木・火・土・金・水)」は

心の持ちよう「仁・礼・信・義・智」=「五常」

に対応していて
いま必要なマインドの柱を定めるのに大きな力を発揮します。

卜術(卜占)ぼくじゅつ・ぼくせん」*と呼ばれる”偶然から必然を読む”占術ではコインやサイコロ、タロットカードなどを使います。

使う道具は違えど共通しているのは
偶然出るコインの裏表やカードは
”問いの空間”に漂う、相談者の方の潜在意識を引き出す役割であること。

「コインの結果」は”偶然のようで必然”
そしてまた
「この日にコインを振った」のも
”偶然のようで必然”です

日常で遭遇する”偶然”に、のちのち不思議な一致をみる、
振り返ってみれば、必然だった(縁が濃かった)こと。

会社の登記をした日が、命名してくれた方の誕生日と同じ

きよまつ、十数年後にそのことを知りました。
もちろん合わせたわけでなく、ゾワッとしました。
でも、間違いなく必然だったのでしょう。

「コインの裏表から、目指す状況への現在地を知る」とは
質問者さん自身の潜在意識にアクセスすること。
表面からはみえないその人の潜在意識を、コインの裏表という
「陰陽」により可視化しているのではないかと、現時点では考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?