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日記:親知らず抜歯(第三大臼歯埋伏智歯抜歯)

はじめに

3年ぶりくらいに親知らずを抜きました。下の歯です。「わざわざnoteの記事にする必要あるか?」と思わなくもないのですが、何故かnoteでは親知らず抜歯レポートに一定の需要があるそうなので書きます。

一応「親知らず抜くなら●●したほうが良いかも!」旨の内容も書いていますので、これから親知らずを抜くかも!な方々へのご参考になれば幸いです。特になるべく痛みを抑えて術後の負担を軽減させたい方。

抜いた歯の写真などはありませんのでご安心ください。

※当方は頭パッパラパー大学あそ文学部卒ですので、本記事の医療的な内容に関してはご参考程度でお願い致します。

※3700文字くらい

本編

今年の3月末頃から左下の奥歯が痛むようになった。感覚的に「これ親知らずのせいだ」と確信する。前回は「抜くの怖いなあ」という恐怖心と「だるいなあ」という面倒くささで暫く放置した結果、のたうち回った過去があるので速攻で抜歯を決断。

毎月歯のクリーニングで通っている歯科医が3年ほど前に右下の親知らずを抜いてもらったところだ。なのでクリーニングの際に親知らずを抜きたい旨を伝えてレントゲンとCTを撮影した。

レントゲン×CTで一気に5,000円近く吹き飛ぶ。財布に痛い。けれども、これは絶対にやったほうがいい。これらの情報をもとに歯医者さんはどう抜歯するかを考えるので。

撮影後、待合室でスマホをポチポチすること10分…歯科衛生士さん?から「さっき先生(歯科医のこと)にCT見てもらったんですが、親知らずの場所が顎の神経に近すぎるのでウチじゃ無理!紹介状を書くから病院行ってくださいとのことです!」と告げられる。

つまり要約すると「これは歯の問題だけじゃなくて口内全体も見ないと駄目だから口腔外科に行ってください」ということだ。よくわからん方に向けて書けば、取り敢えず初手は歯科医で良い。歯医者に聞けばいいと思う。歯医者によっては「ウチ、親知らずの抜歯には自信あります!」とHPでアピールしているところもある。

※詳しい情報は「歯科医 口腔外科 違い」でググればタコほどヒットします。

個人的には右上・左上・右下の親知らずを抜いてもらいその後の痛みなど一切なかった歯医者が「ウチじゃ無理でーす」とバンザイしたことに一抹の不安を覚えた。が、自身の専門外のことで悩んでも仕方ない。

歯医者の受付で「A病院とB病院とC病院があるんですけど、ご希望ありますか?」と聞かれる。現時点で名前しか情報ないのに希望もクソもないだろ。姓名判断でもすればええんか?

逆にオススメとかあります?」と聞くと「なに言ってんだコイツ?」みたいな顔をされながらも「え~っと…皆さん一番ご自宅から近いところを選んでますね」という回答を得た。確かに。そりゃそうしますわ。

で、病院を選んだらこちらの希望日時を複数提示して終わり!後日歯医者から診察日と「紹介状を取りに来てくださいね~」という連絡を受け取り再度訪問!紹介状は1,000円くらいします。

もうすでにこの段階で、親知らずを抜くために歯医者に二回も行ってる。有給二回取った。まだ病院に行く前の段階なのだが…。

当日。病院に行って受付で「○○歯科の紹介の件で~」と要件を告げて口腔外科を受診。「宜しくお願い致します!」とバカ声で挨拶を済ませ(私はお医者様など自分の身体を弄る人については礼儀正しく接するように心がけています)診察開始。

医者「紹介状と一緒にレントゲンとCTのデータもCD-ROMで貰ったんですけど、うちの機械では見れなかったんですよ~。というわけでレントゲンもう一回撮ってください」

そんなことある?(ほかのnote記事を読んだら結構ありました)。ちなみに!レントゲンの再撮影代はしっかり取られる。ここでゴネても浮いた分の費用以上のマイナスが発生するのが目に見ているので「はい…」と素直に撮影に応じた。

その後は抜歯をする日時を決めて終了!これで半休を取るのは三回目。抜歯手術の時も有給休暇を取得したので四回目も確定。あまりにも短期間に半休を取りまくっていたので上司に「転職活動してるの?」と疑われた。

一週間後、抜歯手術のために病院に向かう。今回の親知らずは比較的まっすぐに生えており「口の中をちょっと開いて親知らずポンッ!って抜く感じ」なので割と余裕な態度で臨んだ。

口腔外科での抜歯は今回初めてだが「じゃ、抜きますか」というあっさりさに驚く。3年前に歯医者で右下の親知らずを抜いたときは予約日を決める際に「不安になったらいつでも電話してくださいね!」と言われ、当日は「本当に抜きますよ?いいですか?」「心臓ドキドキしてますか?」など心配されていたので。

抜歯する場所も、だだっ広いフロアに患者が何人も座っているところだ。隣からはキュイーーーーン!!!ギギギギギギ!!!と超音波器具の音が聞こえてくる。歯医者の時は一番奥の個室に連れていかれ、室内にはBGMで穏やかな感じの音楽が流れていた。むしろ逆に「え?これ想像よりもヤバい感じ?」となったくらいだった。

これ死刑執行の最後の感じだろ。あとで聞いたらそこの歯科医は患者のメンタルケアにだいぶ力を入れており、その一環らしい。普段は人に心配されることが殆どないので、他人の心配が自分の不安に変換される。病気だろこれ。

閑話休題。親知らずの抜歯手術自体に語ることはないです。少し前に書いたようにお口パカッ!親知らずポンッ!15分くらいで終了。麻酔が効いているので特に痛みもなし。

ちなみに!麻酔だが施術前に「少し不安でドキドキするかも…」とか言えば「ドキドキしにくい麻酔」に変えてくれたりする。「弱い麻酔を何回にも分けて打ってくれる」などの対応もある。

あと「最初に表面に麻酔を塗って、それが効いてきたら別の麻酔を打つ」にすると感じる痛みも最小限になったりする。表面だけ麻酔させてから針で本格的に麻酔すればいんじゃね?って考えた人、天才か?

麻酔自体もリドカインとかプリロカインとかメピバカインとか種類も色々あって効果とか持続時間も違う。ただこんなん気にして施術に臨む奴は地球上で87人くらいしかいないので忘れても問題なし。

なるべく施術に際して痛みを伴なわないようにしても限界がある。ただ歯茎に針ぶっ刺すのが痛いし怖いよ~って方は、表面に麻酔→別の麻酔というのもアリかも。全ての病院で適用されるかは謎。

当たり前と言えば当たり前だが、人間の個体は千差万別。麻酔も種類とか打ち方がそれらに合わせて豊富にある。noteの親知らず体験談をそこそこ読んだのだが、こういう情報が一切なくて驚いた。なので書きました。

そりゃnoteは自身の内面を文章に記す場所なので仕方ないが、私はお時間を割いて私の記事をお読み頂いている皆様に少しでも「読んでよかったな」と思って頂けるよう心掛けております。今後とも御贔屓にして頂ければ幸いです。

注意点はお医者さんに薬名とか言っても「うわ~ネットで知識(合っているかも不明)蓄えた面倒くさいのが来たよ…」としか思われないので、上記のようにふわっとした内容で要望を伝えると良い。

長々と書いたが、つまりは手術前の診察の際に自身の不安点とかは全部伝えた方がいいということ。当たり前だけど黙ってても自分のことは相手には伝わらない。最初の挨拶をしっかりしとけば、相手も人間なので親身に相談に乗ってくれるはず。

手術後はガーゼを当てて止血したり「今日は風呂入るなよ?あと煙草吸うのと酒飲むのやめろよ?」などの説明を受け、最後に薬局でお薬を受け取り終了。で、今回は糸で口の中を縫われていたので一週間を目途に再度病院へ。有給5回目。上司に自主的に領収書を見せた。

(またまた話が逸れますが相手から自分のことを疑われているなと感じて、かつそれを取り除きたい意思があるなら速攻でその芽を潰す行動に出た方がいいです。余談でした)

抜糸の時に「糸抜くときに麻酔無し!?痛いのかなあ泣」と思っていたが痛みは皆無だった。腕によるのか縫われ方で違うのかは不明。そして現在は痛みなど全くない。処方された薬はちゃんと全部服用するのが一番。

現在私の口内にはポッカリと「穴」が開いているので、適宜この道具を使って穴に詰まった食べかすを取り除く作業に集中しようと思う。

ぞうさん

おわりに

トータルで掛った費用は14,000円くらい(+交通費)でした。

親知らずを抜かないで済むに越したことはないですが、そうでなければ「抜歯」というのは誰もが経験しなければいけません。親知らずを放置すると虫歯になり、隣の奥歯にも虫歯が広がったりします。

逃げた先に、明るい未来はありません。抜くとなれば早めに決断したほうがいいです。個人的には大学生の頃に抜いちゃうのが一番では?と考えています。ちなみに全身麻酔を受けて一気に4本抜く荒業もありますよ。

親知らず抜歯した病院の紹介希望はお気軽にLINEしてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上

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