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黙読がいちばんさわがしい

文を読むとき、脳内で誰かの声が聞こえる。
そして、こうやって文章をつくっているときも、キーボードを打つごとに、
指を滑らせるごとに。

気になって調べたら、よくあることらしい。

このnoteみたいに、自分のことを書いている時はわたしの声。
仕事でつくる文章は、文章の温度感やイメージに合った声で再生されている。あとは、字幕がつくなら文字のフォントはこの感じだろうな、というのも感じる。

だから、黙読してといわれても。黙読ってなんだっけ?と思うのだ。

わたしの頭の中は騒がしい。文章で登場人物が多くなると、雑踏の中にでもいるような気分になる。

この現象と生きていて楽しいのは、はじめてその人の声を聞くときだ。
「どこかで聞いたような・・・?」と不思議な感覚になることもある。反対に、文章から感じ取っていたイメージをきれいに覆してくる方もいて、これがほんとうに楽しい!

この文章は、みなさんにはどんな声で再生されているのだろうか。


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