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12/26 横山武史と心中する。

『有馬記念に参加しないのは、
国民の義務を果たしていないのと同義である。』
by林修

基本情報

①展開と予想。
前走、2000m戦を前半57秒で逃げ切ったパンサラッサが先行。折り合い問題解消済み?のタイトルホルダーが2番手へ。この馬が刻む1000m-60秒のペースが基準となる。タイトルホルダーがパンサラッサを捉え第4コーナへ、早めに仕掛けたクロノジェネシスが前に競りかけ、直線でエフフォーリアがまとめて差す展開を想定。実力馬2頭の間に割って入れるのは、内枠イン突きの穴馬と外回しの有力馬(去年のクロノジェネシスをエフフォーリア、フィエールマンをクロノジェネシスと置き替えると...?)。

②トラックバイアス
先週時点では内枠・先行馬が有利であったが、中山の芝は移ろいやすいので要注意。近年最悪レベルであった去年と比べ今年はそこまで馬場が荒れていない。中山2500m特有の心肺能力に加えトップスピードの速さが要求される。

※追切、馬場、ラップ分析に関しては、玄人の方の意見を参考にした方がいいかも。当然血統は度外視です。

推奨馬と考察

◎5枠10番 エフフォーリア(牡3)横山武
適当指数:108〜103(皐107ダ106秋108)
馬体:S↘︎ 追切:A↘︎(手前替えず) 脚質:先中

強い四歳世代の代表馬。コントレイルとグランアレグリアに先着した天皇賞秋のパフォーマンスは、古馬の風格すら感じさせた。飛びの大きさから府中の舞台がベストであると推測されるが、今のところコーナリング難は見せていない。持続力、トップスピード共に優れ、トラックバイアスや展開面から考えても今回のメンバーの中では一番不安要素が少ないか。前走よりはやや出来落ちしている点、追切で手前が替えられていない点には注視。

【適正距離について】
ダービーでの走りを引き合いに、距離に不安があるのではないかと一部で囁かれている。しかし、ダービーの敗因は位置取りと仕掛けから生じたもの。あなたが根幹・非根幹信者ではない限り、100mの延長は問題ないと考えるのが妥当(1コーナーで大きな不利を受けながらも、シャフリヤールはジャパンカップで3着に好走。この馬の能力、そして世代レベルの高さの裏付けが出来る)。 

◯5枠9番 ステラヴェローチェ(牡3)M.デムーロ
適当指数:103〜99(皐102ダ103神102(−)菊99))
馬体:B↗ 追切:A↗ 脚質:後方 

朝日杯2着、皐月賞3着、ダービー3着、菊花賞4着。追い込み馬には厳しい展開となった前走では、コーナーからまくり上げる競馬で4着。反動による出来落ちもあったが、ロングスパートに対応出来る能力を持ち合わせていないのだろう。鞍上が兄デムに乗り替わる今回、タイトルやクロノのペースに付き合わなければ、外を回して直線で差し込める可能性も。枠もベスト。

▲7枠14番 アサマノイタズラ(牡3)田辺
適当指数:102(−)〜94(セ102(−)菊94)
馬体:A↗ 追切:A↗ 脚質:後方

展開が向いたとはいえ、セントライト記念ではソーヴァリアントに勝利した実績がある。潜在能力は高い。皐月賞はスタートの失敗で言い訳が聞くが、菊花賞はポジションミスだけではフォローの出来ない程の惨敗。追走能力不足であれば、今回も同系統ステラヴェローチェの後塵を拝する可能性が高いかも。枠の問題はなく、馬の状態も良い。何よりも距離短縮と中山への舞台替わりは◎。中山と言えば田辺、田辺と言えば中山。

△4枠7番 クロノジェネシス(牝5)C.ルメール
適当指数:105〜103(宝108(-)秋103(+)有104ド101(海)宝103凱(×))
馬体:B 追切:B↘︎ 脚質:自在(早抜)

去年の有馬記念の勝ち馬。持っている能力の高さは間違いなく現役No. 1で、GP4連覇を目指す。心肺能力の高さはもちろん、天皇賞の末脚から分かる様に、相当なスピード能力を持ち合わせている。1週前輸送の時点で勝負気配を感じられなかった凱旋門賞も、重馬場×58キロを考慮すれば健闘した方ではないだろうか。冬毛が目立つのは去年と同様。調教は確かに去年ほどではない。メンタル面と展開面での不安を考慮し4番手評価。

【適正距離とペース】
エフフォーリア以上に距離不安を感じるのはこの馬。前述の通り昨年の中山競馬場は馬場が悪く、サラキアが2着に好走するような前潰れの展開。北村騎手と共に王道競馬で先行馬を潰した度胸には感服するが、これはクロノジェネシス好走パターンのど真ん中であり、「操縦性の高さで距離を誤魔化せた」という穿った見方をすることも出来るだろう。直線で伸びあぐねた今年緒戦のドバイSC(2410M)は、ミシュリフ相手とは言え少し寂しい競馬であった。距離不安に加え年齢的な衰え?も(今年の宝塚記念は前残りの展開で差し切ったわけだが、こちらはレースレベルに疑問が残る)。

※持論に対する反例を出すのは気が引けるのだが、ご存知の通り中山2500mは元々距離不問のコースである。マイラーと切り捨てられてきた馬が穴を開けることも。

★1枠1番 ペルシアンナイト(牡7)C.デムーロ
適当指数:99〜95(有99鳴95札99天秋98(+)セ98)
馬体:S(短)→ 追切:B↘ 脚質:中後

古馬牡馬唯一の推しは4年前の皐月賞馬。初の挑戦となった去年の有馬記念では、カレンブーケドール・フィエールマンと差のない7着と好走し、まだまだ走れるところをアピールした。それ以上に買い要素となるのがここ3戦の状態の良さである。札幌記念では苦手とする濡れた馬場でラヴズオンリーユーと接戦を演じ、天皇賞も出遅れながら上がり2位の脚を使い7着。また前走のチャレンジCでは道中集中力を欠く場面がありながらも、直線で強烈な脚を見せ差のない3着と好走した。今回も展開待ちにはなるが、この人気ならば抑えなければいけない1頭。

※採用理由は愛。昔、7・8歳で有馬記念を連続3着した馬がいたらしい。

☆8枠16番 タイトルホルダー(牡3)横山和
適当指数:105〜95(×)←(ホ97弥103皐104ダ99(×)セ95(×)菊105)
馬体:A→ 追切:A↗ 脚質:逃げ(今回番手)

菊花賞の勝ち馬。自分のペースに持ち込んだとはいえ、阪神3000mを逃げ切るのは伊達ではない。中段で馬群に揉まれたセントライト記念を除けば、メンバーレベルの高いレースで好走を続けている。今回は乗り替わりの上にハイペースでの逃げを宣言。外枠も重なり頭までは厳しいか。

+7枠13番アカイイト(牝4)幸
適当指数:100(−)〜↓(エ99〜100(−))
馬体:B 追切:A→ 脚質:後方

切るつもりでいたけれどフロック視が出来ない。

非推奨馬と一言

3枠5番 ディープボンド(牡4)和田竜
適当指数:98〜↓(菊98天春98フ98(海)凱×)
『長距離なら足りるがここでは足りない。』

6番11番 アリストテレス(牡4)武豊
適当指数:101〜↓(菊101天春96)
『長距離でも足りないしここでも足りない。』

3枠6番 ウインキートス(牝4)丹内
適当指数:98〜(オ98エ94)
『穴狙いしたいが前走敗戦理由が謎、調教過程も×。』

2枠3番 モズベッロ(牡5)池添
適当指数:97〜93(宝101(−)大99(−)宝93京89(×)
『結果に直結する追切からやる気が感じられない。』

8枠17番 キセキ(牡7)松山
『おつかれさまでした。』

購入馬券

本線:◎-○▲-○▲△★☆+
抑え:○▲-◎-○▲△★☆+
  :◎-△-○▲★☆
ゆめ:◎-★-◯▲△☆+

エフフォーリアがこのオッズで買えるのは最後!!
みんなぶち込め!!


追記/感想

和田竜二渾身の騎乗によって馬券は儚くも散ってしまいましたが、エフフォーリアのパフォーマンスは着差以上、想像以上のものでした。キタサンブラック以来、待望の牡馬スターホースの誕生。怪我なく王道路線を走り抜けて欲しい限りですね…!
(過小評価されるであろうシャフリヤールとのリベンジマッチ、高配当付きそうだし期待しかない。)

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