見出し画像

すべての道は烏龍茶に通ずる

5ヶ月間の、店の屋根裏部屋居候酒雑魚バーテン生活が終わりました。

広島で孤独泥になってた生活を一変するためにおかんの店(元)で働き出したけど、毎日誰かと会うこと、話を聞くこと、話を聞いてもらうことの大切さを本気で感じましたね。コミュニケーションは偉大です。

広島の誰とも話さず朝寝て夕方起きるより、三重の毎日誰かと話して朝寝て夕方起きる生活の方が、調子の良さを麻雀で例えるなら、配牌九種九牌とドラ赤1面子両面両面くらい違いました。

最後の出勤の時に、常連さん達に沢山ハグしてもらったんだけど、相手と世代が全然違っても、面と向かって「出逢えて良かった」って抱きしめられるとココロに直で刺さるものがあって。僕がロボだったら感じることのできない温もりだと思うと人間で良かったなって思います。

仕事中に客に「ご馳走するからなんか飲みなよ」って言われても、酒飲みたくなさすぎて、「もし何か起きた時に1人でも素面がいた方が車も出せるし安心なので」って断って烏龍茶飲んで、それでも飲ませようとする人には烏龍ハイを装った烏龍茶飲むような、すべての道は烏龍茶に通ずる生活も終わりだと思うと寂しいですね。人生で1番烏龍茶飲んだ5ヶ月でした。心なしか肌が烏龍色してます。

バーテン卒業祝いで貰った花、花言葉が「望みのない恋・高慢」でした。高慢の意味は、「自分の能力・容姿が優れていると思い込み、周りを下に見る様」らしいです。くれた本人はなんとなく似合うからって理由でその花を選んでくれたらしいけど、それが意味込みで選ばれてないことだけ願ってます。

来週からは6年振りの沖縄生活が始まって。勿論楽しみだけど、意外と沖縄に帰ってくるのが早かったなっても思いますね。それでも、6年前とは生活様式も場所も立場も大きく変わる事実にわくわくします。

春からの仕事もまだ確定はしてないけど、教育系に就きそうです。新卒3年目の年のくせに、早くも3つ目の仕事で、それも全部別の業種なのが僕っぽいと思ってます。色んなとこに行って色んなことやってみたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?