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飛べないうちは頑張って歩くから

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飛べないうちは頑張って歩くから

最近の記事

愛と敬意を持って

システムエンジニアとバーテンを経て、なんか次は高校2年生の担任やることになりました。意味わかんないですよね。僕もわかんないです。 僕が教員になって最初に教えてもらったことは「明日できることは明日やる」で、僕が教員になって最初に生徒に伝えることは「社会では、勉強できるけど挨拶できないやつより、勉強できなくても挨拶できるやつの方が偉くて可愛い」です。倫理的、立場的に評価される発言とは思ってないけど、これが割と真理に近いものであることは確信してます。 それに似た意味で、僕の持つ

    • 吾輩は猫アレルギーである

      エロ自由律俳句なるジャンルがあることを知った。好きな芸人と放送作家(?)さんが作った、エロ自由律俳句だけを収録した歌集を手に入れたんだけど、エロも俳句も自由で最高です。ダウ蓮見が天才過ぎるやろ。いんちきやん。 大学卒業以来ぶりに会った子(39歳美容室バツイチの彼氏持ち)と、その知り合い(19から7年付き合った彼氏と別れたてで恋愛が高校で止まってる)お姉さんと飲みに行った。なんやかんや盛り上がって、好きなプレイの話になった。みんな違ってみんなエロいですね。 エロの話が続いた

      • すべての道は烏龍茶に通ずる

        5ヶ月間の、店の屋根裏部屋居候酒雑魚バーテン生活が終わりました。 広島で孤独泥になってた生活を一変するためにおかんの店(元)で働き出したけど、毎日誰かと会うこと、話を聞くこと、話を聞いてもらうことの大切さを本気で感じましたね。コミュニケーションは偉大です。 広島の誰とも話さず朝寝て夕方起きるより、三重の毎日誰かと話して朝寝て夕方起きる生活の方が、調子の良さを麻雀で例えるなら、配牌九種九牌とドラ赤1面子両面両面くらい違いました。 最後の出勤の時に、常連さん達に沢山ハグして

        • 東京はデカい東急ハンズ

          想像しながら聞いてほしいんですけど、スヌーピーの名言で「You play with the cards you’re dealt(配られたカードで勝負するしかない)」ってあるじゃないですか。その配られたカードって5枚な気がしません?はい。それだけです。 俺も、元々は家族とアウトレット行って1年分服まとめ買いしてたけど彼女いた4年間は一緒に買いに行ってて別れてからその思い出の服着れなくなったのを百依子さんに見透かされて上書きNTR高円寺買い物デート連れてかれるやつやりたい。

        愛と敬意を持って

          走馬灯の尺

          連絡先を知ってるとか、連絡を取るとか、ちゃんと会うとか、これまで培った一定以上の信頼の下でそれが成り立ってるわけで、誰でもいつでもそうはできんやろ。ここまで来るには時間をかける必要があって、でも崩れる時は一瞬で、俺含めて全員にチャンスが多くあると思うのは甘えで傲慢。一度愛されたからと言ってずっと愛されてると思うな。俺はお前らを大切にしたい。 誰かと爆発した時も独りで鎮火した夜も、早く忘れたいと思うこともあれば忘れたくないと思うこともある。1分も5時間も1年半も2年も7年も過

          走馬灯の尺

          闇鍋、光鍋

          「緩く腐らず」がテーマのはずの2023は、現実は真逆で闇鍋みたいな1年でした。間違いなく人生で1番詰んでる1年だったけど、その中でも数少ない昂りと煌めきは掴んで離さず、その胸の高鳴りを必死に楽しめたと思います。春から徐々に心身共にぶっ壊れ始めて、漢字が多過ぎて読めない診断病名と、カタカナが多過ぎて読めない薬を両手分くらい処方されそのまま退職し、日本中廻った後に三重でバーテンして。冗談抜きで、このまま死んじゃうって思ってた中、色んな人に助けられたなって実感してます。こんな経験し

          闇鍋、光鍋

          ショートショート「たまきとすがわら(仮)」

          「うぃ、久しぶり」 「うぃ、久しぶり」 「11月なのにまだ暑いね」 「昼はね。夜は丁度良いくらいだけど。今日はどこ行く?」 「んー。歩いて10分のマックか、歩いて30分のマック」 「歩いて30分のマックで」 「おけ」 「最近どう?」 「ゼミ相変わらず。夏休み前とか発表会終わりには飲みに行くくらいには仲良いけど、遠出の遊びに誘われたら悩むぐらい。あと、前も言ったかな。自分が環って名前なのに、苗字が玉木って女の子もいて地味にめんどくさい」 「渋すぎるって」 「でも、後期から来た先

          ショートショート「たまきとすがわら(仮)」

          神戸の方角を見て書く

          広島時代の1年半の間、狂ったように通わせてもらった喫茶店があった。そこのお父さんとお母さんとは、2回目の来店から本が好きという共通項の一点で仲良くさせてもらった。常連の本好きが集まって数ヶ月に1回開かれる読書会にも何回か参加させてもらったことがある。 喫茶店のお父さんは、人気作家の福田和代先生と交流があり、いつか読書会に招待すると言っていた。僕が広島にいる期間はタイミングがなく、三重に引っ越して2ヶ月後、遂に福田和代先生が読書会に参加することが決まった。 大変失礼ながら、

          神戸の方角を見て書く

          あーあ

          会ったことないおじいちゃんとの初めましてが遺影でした。まだ僕が生まれる前に蒸発してどっか行ったおじいちゃんを興味本位で探して、やっと見つけたと思ったら、丁度2週間前にくたばったらしいです。京都の山科出身のくせに何故か沖縄に住んでたことを知って、僕が内地の人間なのに沖縄にいたのとどこか重なってるなって思いました。これも血ですかね。いくら血が繋がってるとは言え実質他人で情なんてものは微塵も無く、でも、いくら他人とは言え血が繋がってる事実には抗えなくて。中途半端に複雑な家庭環境に落

          あーあ

          墜落と低空飛行、たまにある高揚

          24歳になりました。23歳の1年間は1つ上の代の人と関わることが多くて、一時期自分のことを24歳だと本気で思ってる時期がありました。所詮ただの数字ですね。 23歳は、墜落と低空飛行の繰り返しで、たまに訪れる高揚に生かされてて、人生上手くできてるなって感じました。「いつからこんな自分になってしまったのか」って思う反面、「こんな自分じゃなかったらここまで生きてこれなかったな」とも思います。僕はど真ん中な人間なので、強がる弱さと、弱さを認める強さが両立してて。でも、認めるべき場面

          墜落と低空飛行、たまにある高揚

          越前かに太郎に会いに行く

          Prologue. 越前かに太郎に会いに行く前に  4年前、僕はひとりの男に恋をした。いや、1匹のカニと言うのが正しいのかもしれない。ふなっしーやくまモンが一世を風靡したゆるキャラ戦国時代。全国津々浦々の地域が町おこしを目的にゆるキャラを生み出していた。そのビッグウェーブを見ていた僕は「せっかくなら推すゆるキャラをきーめよッ」となんとなく全国ゆるキャラ一覧を眺めてたら1匹のカニに一目惚れしたのだ。 それがこの本題の目的、越前かに太郎である。 ↓もう3年半動いてない公式Xと

          越前かに太郎に会いに行く

          黙ってろと言ったところでしょうか

          創作と事実や、冗談と本音の区別は的確に判断できないと他人とのコミュニケーションが噛み合わないのは明確で。でも、創作と事実、冗談と本音をたまには交錯させていった方が楽で楽しいこともあったすると思います。ね。 あと2週間足らずで24歳を迎える。未だに「将来何かしたいことは?」、「やりたいこととかないの?」って聞かれる。何もしたくない。強いて言えば、歩道橋とか飛行機雲になりたいですね。人間のエゴとか偶然の産物とか、あった方が嬉しい人もいるだろうけど最悪なくても何の問題もないモノに

          黙ってろと言ったところでしょうか

          広島人(ひろしまんちゅ)から

          ‬広島人(ひろしまんちゅ)から三重人(みえんちゅ)になりました。 約2年前、大学で仲良くも悪くもなく好きでも嫌いでもない女の子の「SEってカッコいいよね」の一言から、IT志望して、1番最初に内定貰ったからって理由だけで、縁もゆかりもない広島でシステムエンジニア(?)やってたけど、そんな動機で始めたらそりゃすぐに冷めましたね。広島での生活は、平日は毎日スーツ着て8時間以上パソコン2台の前に座って、休日はひたすら本読んで映画見るだけの繰り返しで。この1年半の出来事と言えば、鬱に

          広島人(ひろしまんちゅ)から

          鬱ニモマケズ、夜ニモマケズ

          「僕ね、そんな強くないの。こうやって瞬間の寂しさを埋めようとする行動も、後々もっと寂しくなるのはわかってるんだけど、先のことより今のことしか見れないから瞬間瞬間さえ寂しくなければいいやって思っちゃう。寂しさを埋めるために誰かと会ってる時も、なるべくへらへらして調子良く見せてたいけど、実際は最近も体調とメンタルあんま上手くいってなくてさ。薬もありえん量貰ってるけど、薬飲むと気分も悪くなるし、病気治すための薬で気分悪くなるの意味わかんなくない?ほんとに飲む意味あんのかなって。酷い

          鬱ニモマケズ、夜ニモマケズ

          世界を救う前に俺を救え

          普段、用がない限り人とLINEとかDMとか続けないんだけど、その中でたまに継続的に話す不特定な誰かがいて、その人に心配も共感も求めずただお喋り?してるだけで最低限の人としてのカタチを保ててるなあって思う。そういう人たちは、浅い感情も深い意味もなく特別にしてたい。 僕はね、ずっとふざけてヘラヘラしてたいし周りにもそう思われたいのに、根は真面目とかやる事ちゃんとやってるとか真剣に物事を考えてるとか思われてんのクッソ恥ずかしいやろ。高校2年男子みたいに扱ってくれよ精神年齢さっさと

          世界を救う前に俺を救え

          なんかもう恥ずかしいくらいいける様な気がしてる

          怒られそうになったら「にゃーん」と言って逃げ出し、怒りそうになったらおっぱいのことを考えて心を大変平和にさせる。本から得られる知識は人生を豊かにさせる(?)。 休職期間、通院以外に特にすることがなく相変わらず毎日毎日毎日毎日、本を読んで映画を観て音楽を聴いて街を歩く。ネクライトーキーは「25を超えたら死ぬしかない」って歌うし、誰の役にも立たずに自分の身にもならない人生は、生きているのではなく死んでないだけだって確信する。 そんな日々を脱するべく、年末年始ぶりに地元に帰る。

          なんかもう恥ずかしいくらいいける様な気がしてる