『寄宿学校のジュリエット〈全12話〉』感想メモ
見出し画像出典:寄宿学校のジュリエット(アニメ公式サイト)
こんな感じの話
・敵対する2国の生徒が通う寄宿学校が舞台のドタバタラブコメ
・学園内でも敵対関係にある寮のリーダー同士が秘密で交際する
感想のようなもの
敵対する2国が黒犬の寮と白猫の寮に分かれて生活してはいるものの同じ学校に通い競い合っているという設定。黒犬の寮のリーダー露壬雄は白猫の寮のリーダーのジュリエットに片思いし、告白、交際が始まるところから物語は始まる。敵対する寮のリーダー同士であるがゆえに交際を隠すしかなく、ばれない様にいろいろな策を講じながらいちゃついていく。
密会の邪魔をする王女にもてあそばれたり、友人にばれない様にジュリエットを男装させてデートしたり、プレゼントを選ぶのに四苦八苦したり、と関係性をばらせないが故の展開が多いが、コメディ要素になっていないことも多い。
あまり知らないせいか、敵対する者同士の恋物語という要素以外はロミオとジュリエットらしさというのを感じることができなかった。
誕生日を祝うために命がけでぶつかり合い疑いを晴らし、次の目標を誓うという終わり方で、うまくまとまっている。
キャラが可愛く、テンポがいいので観ていて楽しくはあるのだが、物語の深みをあまり感じられず終始茶番かなという印象を受けてしまった。
キャラクターそれぞれの信念や性格や関係性の設定をきちんと読み解いていければ、ぶつかり合い思い合う彼らの物語に入り込むことができたのかもしれない。
好きポイント
・美少年に変装するジュリエット
・鬼教官蓮季
画像出典:寄宿学校のジュリエット(アニメ公式サイト)
こんな人におすすめしたい
・学園ラブコメ好き
・わかりやすいストーリーが好き
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