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『刻刻〈全12話〉』感想メモ

見出し画像出典:刻刻(アニメ公式サイト)

こんな感じの話

・時間の止められた止界にて、佑河一家が止界を崇める宗教団体と戦う

・止界の謎、実愛会の総主の目的の解明

・なんとなく閉塞感の漂うクセの強い家族

感想のようなもの

主人公、就活生。兄、引きこもり。父親、無職。爺さん、隠居。妹、シングルマザー。甥、園児。なんとなく閉塞感の漂う佑河家族。ある日甥っ子の誠と兄の翼が誘拐され、救い出すために止界に入るところから物語が始まる。

止界に入り、家族を助け出し、家族全員で無事に止界から出る。それが目的というのは一貫して変わらないが、誘拐を企てた宗教団体実愛会から逃げ回るうちに超能力に目覚めたり、家族のために自分を犠牲にする覚悟を決めて行動を起こしていく主人公の覚悟が素晴らしいと思った。

浅はかな父親の考えやじいさんのちょっと足りないところ、兄の抜けているところにイライラさせられるところもあるが、主人公の頑固すぎるところと甥っ子の幼さを合わせていくとちょうどいい家族というやつなのかもしれない。

独特な世界観と不気味な神ノ離忍の存在、ギリギリのバトル、気持ちいい複線回収。謎が残る部分もあるが、止界のことが分かっていき、実愛会総主の企みが徐々に解明されていくのが楽しみで、次々とみていってしまった。

まだ読んではいないが、原作漫画はもっと面白いのではないかと思う。

魅力を文字にできていない感じがするが、語彙力と文章力が足りないのであきらめることにした。

なんかこう、よくわかんないけど、おもしろいんですよ!!!

好きポイント

・家族のすれ違い

・ほど良いミステリ感、不思議な世界観

・テンポのいいストーリーとドキドキハラハラの展開

こんな人におすすめしたい

・不思議な世界観を味わいたい

・家族愛をみたい

・1クール一気観したい


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