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アタクシは綺蝶レナ。


アタクシは今日で、詩人になるとする。

決めたのです。

薄ら、自分は日々過ごしていく中で
感じるものを感じ取ってくれてほしい。
湧くものを、只形に残したいと。

まるであの偉人のようには成れないが
まるであの女優のようには成れないが

アタクシは詩人になるとする。

あゝあの日愛おしく思わせてくれた人よ
あゝあの日アタクシに哀しみを背負わせた彼奴よ
あゝあの日アタクシが傷つけてしまった人よ
あゝあの日アタクシに喜びを教えてくれた貴方様よ


アタクシは生きている
生き急いで居る。

当たり前なんて何処にもなかった
パンデミックを終えて、全ての世界が元に戻ったように成っていた。

それは違う。
嫌だよ〜嫌だよ。
でも、変化は付きもので。

あの日あった駄菓子屋はもうない。
あの日誓った''愛してる''はもうない。

いじめられていたあの子はもういない
いじめていたアイツはまだ変わらない

変化と維持を融合させてバランスを崩しそうに保つこの世を人は何と云うんだろう。

地獄なのか天国なのか
そんなのそいつ次第。

人の仕合わせは必ずしも仕合わせにするとは限らない。
アタクシはそう云う感じられるものを全て残していきたい。
いつか悩み、つまらぬと感じる者、一人にでも
ホッと。してもらえたらいいな。
そうしたら、アタクシも一人じゃない氣がしてくるよ。

最後に云う
ありがとう。

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