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あなたの常識は世界の非常識〜夫と不毛な口論をしていた理由

かつて私は、夫と不毛な口論を繰り返していました。

「あなたの常識は世界の非常識」
と夫に言われたのも、そのころのことです。



夫婦喧嘩のきっかけ


ある夜、こんなことがありました。

・冬が近づき寒くなってきた
・夫は冬用のシーツを出そうと考えた
・シーツの入った収納ボックスを、押入れ下段から引き出した
・収納ボックスと一緒に綿埃が出てきてた
・転がる綿埃に気づいた私は、掃除機で吸い取った


綿埃を見た瞬間、私に浮かんだ2つの気持ち


(1) 手抜きを突きつけられたくない
掃除の手がまわっていないことが白昼の下に晒され、ダメ出しされたように感じました。

(2) 原因をつくった夫に気づかせてやろう
こんなに大きな綿埃を放置するなんてありえない!
掃除機をかけて夫に気づかせてやろうと考えました。

騒音はもちろん、排気ガスで小さな埃を舞い上がらせる掃除機なんて避けるべきなのに、(1)のダメ出しされた!という思いこみが、冷静さを吹き飛ばします。
「当てつけ」ってやつですね ^^;

21時の掃除機 vs 夜中の洗濯乾燥機


イライラと掃除機をかけながら、声が出ます。

私「もうっ!埃だらけ!」

夫「こんな時間に掃除機をかけるな!」

掃除の手がまわっていない後めたさをカモフラージュすべく、〈埃を放置した夫の不始末 を片づけている〉つもりの私は、ムカッとして反論します。

私「埃が舞う寝室で寝るのは嫌だから、遅い時間だけど仕方なくやっているんです」

夫「こんな時間に近所迷惑だ」

自分のことを棚に上げて何を言ってるの!?

そう思った私は、別の話を持ち出します。

私「近所迷惑というなら、あなただって23時過ぎに洗濯機をまわしているじゃない!」
(乾燥機が終わるのは夜中の1時過ぎ)

夫「洗濯機は迷惑をかけてない。掃除機は廊下まで音が聞こえてうるさい」

私「!?」

なんですってー!!
夫が引き出した収納ボックスについてきた綿埃なのに、掃除した私が文句を言われるなんて、ありえない!
そもそも、ふだん夜中の洗濯という近所迷惑なことをしているのは夫のほうなのに!

↑私の頭の中で繰り広げられる会話

洗濯機に排気音はなくとも振動音がうるさい、と感じる私は夫に言い返します。

「あなたが毎回夜中にまわす洗濯機は、階下の方に迷惑だと思うけど?
 掃除機は今日、たまたまでしょ?」

言葉を選んでいたつもりでしたが、ネガティブな感情がダダ漏れだったのでしょう。

夫の言葉にも怒気がこもっていました。

「あなたの常識は世界の非常識」


綿埃を見てイラッとした私は、
「こんな時間に掃除機をかけるな!」
という夫の言葉に、さらに怒りのボルテージがあがります。

「否定された」
と感じた瞬間、相手に怒りを感じ、やり返そうと無意識が働きます。

そして、過去の記憶を高速に検索して、言ってしまうんです。
「あなたのほうがひどいことをしているじゃない!」
って。

そうしたネタは、日々の小さなことで本人がまったく自覚していないこともあれば、大きなことでも相手が覚えていないときもあります。

「私が正しくて、あなたが間違っている」
という土俵で戦おうとするから、口論になるのです。

「あなたの常識は世界の非常識」
と夫に言われた私は、
「どの口が言ってるの!?」
って思いましたもの。

なんて不毛な戦いだったのでしょう。

いまの私だったら、こんな感じかな。

・あらやだ、埃が……
・掃除機はうるさいから、ウエスでつまんで捨てようかな
・まあ今日はこれでよしとして、明日、押入れに掃除機をかけよう

穏やかに脳内対話をした後、 
「冬用のシーツを出してくれてありがとう」
と伝えれば、ぬくぬく幸せな夜を過ごせたはず。

あのころの自分に教えてあげたいです。

「押入れから埃が出てきたからって、誰もあなたを責めていないよ」って。

「私が私である」ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏


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